キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

ミニセッション&通常セッションの予約状況

業務連絡です。

 

9月23日のミニセッション 残席2枠です。
新中野の
「保護猫Café Migolare」さんで開催します。
https://www.miagolare.org/

 

10月のミニセッションは、21日(土)。
センター南のCafeOREOさんで開催予定です。

http://cafe-oreo.com/
8月下旬に受付開始いたします。

 

通常セッションのご予約
最短で、8月21日〜ご予約いただけます。

 

ミニセッション、通常セッションとも
お問い合わせは、下記からお願いいたします。

http://kikinotable.com/?page_id=38

 

明日から、お盆休みの方も多いと思います。

みなさま、素敵な休日をお過ごしくださいませ。

 

  • 2017.08.11 Friday
  • 01:07

ナナのこと…

ナナのことを、せめてちゃんと書き残しておこうと思いながら、
1ヵ月が経ってしまいました。

 

丁度ひと月前の、七夕の夜のことです。

近所に住みついている、キジ猫の女の子に声をかけられました。

私が、家の半地下の車庫に置いている、外猫用のご飯を片付け、
遊びに出たままのチャーを、家の中にいれようとした時でした。

 

半年くらい前から、私がご飯をあげている場所に頻繁にくるようになっていた猫で
、近所のある人が、不妊手術をした子です。その人は、というより私が住んでいる界隈は、
外で暮らす身寄りのない猫に、とても冷たい地域です。

(私からみてですが)
 

この子に不妊手術をした人も、「可哀想だから」、「自分は猫が好きだから」と
ご飯をあげます。でも毎日きちんとあげてくれない。

(気にかけてみてやらない)もちろん手術などしない。

だからこの子も、近所の猫嫌いの人たちから言われ、つまり、
「ご飯あげたんだから、責任とったら」的な外圧で、不妊手術をしてもらったのです。

 

その時、私が伝えた不妊手術専門の安価な病院で、手術をしたと記憶しています。
それからかれこれ9年近く、このキジ猫は外で、玄関のたたきに置かれる食べ物で、

細々と暮らしてきたのでした。

 

ところが、この手術をした人も高齢や自分の病気のことからか…
この子のめんどうどころでは、なくなったのでしょうか。

 

私が手術をした子たちに交じって、ご飯を食べにくるようになりました。
1人2人増えたって、どうってことはないと私は思っているので、
喜んで彼女の分も用意していました。

ところが、日に日に痩せてくる感じなのです。そう感じるようになったのが、
今年の寒い時期でした。それでも、そのころは毎日見るわけではなく、
週に1〜2回、こちらにやってくると言う感じだったのです。

 

GWが過ぎたころ、めっきり痩せた身体になっていました。
背中の毛が束になっている箇所が数か所、毛繕いができていないことがみてとれました。
猫が毛繕いをしないのは、体調が良くない何よりの兆候です。よく見ると、
時々涎が垂れていました。口腔内に問題があるか
(口内炎)か、
エイズなどに羅漢しているか、痩せてきたところをみると、腎不全もあるかもしれない…
猫のことに慣れた人なら、そんな予測がつきます。私も当然、そう感じました。

 

保護してあげるべきという考えが、ついては消える電球のように、
パッとパッと浮かんだものです。でも、私は保護しませんでした。
決断できなかったのです。

 

リリーが、一進一退を繰り返していました。私の住む界隈は、エイズや白血という
猫にとって深刻な疾患は、ここ何年も出ていなかったのですが、でもわかりません。
そういう懸念がある子を保護するリスク、そしてなにより、こういう猫を抱えた場合の医療費、
リリーの分とこの子の分では、家の経済にすこぶる打撃だったのです。

 

そんな言い訳もできない様子になってきたのは、7月に入ってからでした。

益々痩せ、暑さからか、フラフラしながら駆け寄ってくるのです。

とても人が好きな猫だということも知り、彼女も私を、
単にご飯をくれる人以上の目で見るようになっていました。

 

そんな経緯があっての七夕の夜でした。

きちんと尾を巻いて座り、じっと私の顔を見上げてきました。

私の方も、彼女が何を言いたいのか、薄々わかっていましたので、覚悟を決めて、
視線を合わせました。それまでは、「ご飯よ」と、話しかけることがあっても、
ちゃんと目を合わせることができないでいたのです。

 

「私のことお願いできませんか?」と、彼女は言ったのです。

よく通る、か細い声でした。

私はその声を聞いた途端、「ああ、どうしてもっと早くそうしてあげなかったのだろう!」という思いがこみ上げてきました。

この猫が、相当深刻な状態であること、とても人間が大好きで、家猫になりたがっていること、チヤーやリリーが出たり入ったりしているのを、羨ましそうに見ていることも、気がついていたのです。

 

私はしゃがんで、初めて彼女の身体をひと撫ぜしました。背骨がごつごつ出ていて、
悪臭がしました。そんな状態なのに気の善い子で、撫ぜるとすぐに尾をあげ、
喉をゴロゴロ鳴らしています。

こんな善い猫に、「私をお願いできませんか?」と聞かれて、断れるはずがありません。

「わかりました、引き受けますよ」と言うと、緑の目が丸くなって嬉しそうな顔になりました。
「でもこのまま、家にあがってもらうわけにはいかないの。一度病院に入って、
色々みてもらって、それから、家の子になるといい」

私はいつもよりもっと美味しいご飯をあげて、明日必ず来るようにと、
彼女に言いました。

 

翌日の夜、猫のお世話のプロの山下さんに来てもらいました。

7月7日、七夕の夜にお願いされたから、名前は「ナナ」にしました。

初めて彼女の身体を抱きましたが、まったく抵抗もせず、抵抗どころか嬉しくて、
手に、頬をすり寄せてきました。

 

山下さんの懇意にしている、保護猫に優しい病院に入院させてもらいました。
色々検査し、治療をし、「前田ナナ」になるはずでした。

 

ところが・・・入院当初から貧血が酷かったのですが、入院10日目に急変し、
あっけなく旅立ってしまいました。

知らせを聞いて、すぐに車を走らせ迎えにいきました。

 

私は知らせを聞いてから、ずっと泣いていました。

なぜ、もっと早く助けてやらなかったのだろう!

最初に気がついた冬に保護してあげれば、一緒に暮らせたはずでした。

 

長くは生きられなかったかもしれません。でもあれだけ人が好きで、
気持も優しい猫なのです。彼女の望みは、ただただ温かい家に入り、
家猫として暮らすことだったと思います。

 

私はなぜ、それを叶えてやらなかったのだろう。

人の温かさを知って、あちらの世界にいかせてあげることは、
そんなに難しいことではなかったはずです。

 

慰めてくれる人は少なくなかったですが、私は顔が腫れるほど泣き、後悔でいっぱいでした。
誰に何を言ってもらっても、涙を止めることができませんでした。

 

当のナナは、穏やかな優しい顔をして旅立っていました。

それだけが救いであり、また辛くもありました。

 

私がご飯をあげに外へ出ると、どこからともなくやってきて、
私につかず離れず小走りでついてきたものです。

 

あの時足に感じたナナの身体の温もりを、せめて、
ずっと忘れないでいたいと思います。

 

 

 

 

  • 2017.08.07 Monday
  • 23:53

朝日新聞Sippoのサイトに、載せていただきました

「猫びより」5月号で取材を受けた記事から、朝日新聞の

サイトSippoでも
「アニマルコミュニケーション」について

取り上げていただきました。

..

☆「猫びより」5月号記事

http://kikinotable.jugem.jp/?eid=536

☆朝日新聞Sippoサイト
https://sippolife.jp/issue/2017072000002.html

 

日本におけるアニマルコミュニケーションは、認知度、利用頻度、

コミュニケーター自身の技術や成熟度―その全てにおいて、

私を含め、まだ発展途上であると言わざるをえません。

 

こんな風に取り上げていただく機会が増えることで、今、
アニマルコミュニケーションを受けたことがない方々の

拒否感みたいなものが、薄まっていけばいいなと思います。

 

利用する方々が増え利用者の目が肥えれば、コミュニケ
ーター側も淘汰され、プロとして通用するコミュニケーターが、

さらに増えていくことでしょう。

アニマルコミュニケーションを受けることによって・・・
依頼をしたコミュニケーターがしっかりした技術と豊かな人間性があれば、

そして受けた方も、真摯に受け止めるという前提があってですが、

人間とどうぶつの理解が進み、絆がぐっと深まることは、間違いありません。

 

そしてなによりも、私たち人間側の決めつけや言われなき
誤解から、どうぶつたちが、少しでも解放されるのです。

 

これからも、コツコツと、どうぶつたちの心の声を通訳して、

橋渡しをしていきたいと思います。

記事を書いてくださった、「猫びより」の高橋美樹さんに、

この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

 

  • 2017.08.05 Saturday
  • 21:34

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