キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

なぜ、車の往来の激しい道の真ん中にいて、どんなに追い立てられても動かなかったのか? ぶん太君の実例(柴犬 推定4歳男子)

今日ご紹介するのは、奇跡のようなタイミングでK家に迎えられ、

今、とても幸せなぶん太君の実例です。

今回の実例は、愛のない力の行使による躾が、

犬にどんな心の傷をもたらすか?犬が咬む背景には必ず理由がある、
日本犬、特に男子の犬を社会化することの難しさなどが、
すごく顕著に感じられる内容でした。

 

いつも通り長文になりますが、犬と暮らす全ての人に

読んでいただきたいと思います。

どうぞ、お付き合いください。

 

最初に、ぶん太君との出会いをKさんのメールから抜粋してご紹介します。

 

2017年9月下旬、フェイスブックで里親呼びかけがあって知りました。
以前から柴犬を飼いたいと言っていた夫に相談。引き取ると伝えたが時遅く、
殺処分場に送られてしまった。殺処分機の扉の前で、
仲介してくれたフェイスブックフレンドさんの尽力で引き出し、
私たち夫婦で迎えに行ったのです。

 

読んでいるだけでゾッとしますが、ぶん太君は、まさに間一髪の

タイミングで命を繋いだのでした。

 

「お父さん、お母さんのお家へ来たときは、どんな気持ちだった?」と聞いた時、
ぶん太君は、こんな風に答えています。

 

「あの時オイラの気持ちは石のように固かったから、何が何だかわからない気持ちだったよ。
でも、あそこにいたら殺されるのはわかっていたし、お母さんが優しかったことを覚えている。
お母さんは、今までオイラが見たどんな人間より、気持ちがあるのがわかった。
(優しい言葉をかけてくれた)ただ連れて行かれて、もしかしたら戻される?
(元の飼い主の所へ)っていう気持ちもあったよ」

※ぶん太君は、自分のことをオイラと言うので、そのまま表記します。
 

どうぶつ達は本能やその時だけの感情で生きているから、自分の命を奪われることなんか、

わかっていない。ただ、雰囲気が変だから嫌がる(暴れる)だけなどと言う人もいますが、
今までたくさんリーディングした経験から言っても、そんなバカなことはありません。
彼らは、自分が今どういう状況なのか、これから命を絶たれることも、ほぼ理解しています。

 

その証拠に、ぶん太君はこの時(処分機の前で)暴れることもなく、

本人曰く、石のように固い気持ちでいて大人しくしていました。
それがなぜなのか?この記事のタイトル、「なぜ車の激しい道の真ん中にいて、
どんなに追い立てられても動かなかったのか?」という質問の答えに繋がってきますので、
ぶん太君が処分機の前で大人しかったことを覚えておいてください。

 

さて、そうやって大人しくついてきたぶん太君ですが、K家に来た当初、
咬む犬でした。(今は、もう咬みません)

 

Kさんは猫もたくさん保護しています。また気の毒な状況下のどうぶつ達への理解が
すごくある方なので、咬むことも想定して迎えたのでした。

 

でも、1年半経った今、こんなに穏やかで素朴な善い犬ぶん太君が、
当初なぜ咬む犬だったのか、Kさんは理由を知りたいのでした。
知りたい気持ちの背景には、彼が暴力的虐待を受けていたのでは?と思う要素が
いっぱいあったからでした。その1つが、口輪をされていたような跡が頬に残っていた点でした。

 

ぶん太君は、どういう環境にいたのか?なぜ咬むようになったか?を知るのは、
アニマルコミュニケーションの得意分野ですので、リーディングで
見えてきたことを記していきます。彼が暮らしていた環境から…

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外に繋がれっぱなしの飼い方。敷地は広く(会社と兼務か?)フェンスで囲まれている。
最初の頃はその敷地内で放してもらい、嬉しそうに走る姿も見えた。
だが、身体が大きくなるにつけ、(飼い主からしたら)頑固に抵抗されめんどうを見たくなくなり、
繋ぎっぱなしになっていった。そうすると、ぶん太君としても吠えるしかない。
吠えてうるさい!と口輪(かなり頑丈なタイプの物)をされる。食事時は外すのだが、
一度外すと嫌がってつけられない。そのうち取り外しもできなくなり(取ると咬む)
とんでもない犬、めんどう見切れないというレッテルを貼り、遺棄した。
元飼い主は、作業ズボンをはいている中年の男性
(体格の良い、40代〜50代。その男性の姿しか見えない)

 

次に、咬むようになった経緯を…

 

躾の最初の基本と言われる、お手とお座りを飼い主が仕込もうとしてできないと、
マズルを強く握って顔を地面にこすりつける、昔ながらの躾方法をしていた姿がみえる。
暴力的で支配的な上に、無知な感じがする人で、
ぶん太君はそんな飼い主に抵抗するうち、次第に咬むようになってしまった。

 

犬を飼ったら、ただ単に「お手」、「お座り」を教え込む。
自分の言うことを聞いたら、良い犬という(言うことを聞かせて、優越感を持つタイプ)
安易な考えの元、昔ながらの躾け方歩を、自分に都合の良い点だけかいつまんで
知った知識で行うという、最も安易で無意味なことをされた結果、ぶん太君は咬む犬になってしまったのです。

 

柴犬のような日本犬の特に男子は、時に、厳しく躾けないと制御が効かない大人犬になってしまうものです。

私はアニマルコミュニケーターですが、なんでもかんでも話せば解決するとは思っていません。
ただ、厳しく躾けをする際、躾ける側が、なぜこれを行うのか?という正しい知識と理解が、必要なのです。

そしてなにより、これは何百回言っても言い足りませんが、
躾ける側がどうぶつに対し、愛をもっていないといけません。

どうぶつたちは本来みな、愛情深い生きものです。私たち人間より、ずっとずっと愛情深いものです。
なので、愛がないことはすぐ見抜きますし、愛がない者には断固抵抗するのです。

それは当たり前のことで、筋が通っていると、私はいつも感じます。

 

ぶん太君が咬む犬になったのは、そして今まったく咬まないのも、無知な上に、
愛がない躾をされたからなのは、疑う余地はありません。

 

咬むことについて、ぶん太君自身は、こう答えています。

 

「ああ、ごめんよ、ごめんよ!オイラ、顔の付近に手を伸ばされたり、強
い口調で命令されると(お手!ダメ!など)瞬間的に咬んでしまうよ。
殴られたり蹴られたりしていた頃に、一瞬でかえってしまう(フラッシュバック)んだ」

 

自分の身体より数倍大きな者に、口を抑えつけられて従うよう強要され、意のままにならないと叩く、
蹴るなどされたら、私たちはどうするでしょうか?

私だったら、唯一使える口を使って咬みつき、抵抗します。だって、それしか術がないのですから…

 

ぶん太君は、そうして抵抗した結果、捨てられました。

リーディング感じたのは、遺棄です。車で自宅から遠くに連れて来て…
という光景が見えました。そこから、保護された現場までたどり着いたぶん太君が、
なぜ動こうとしなかったのか?彼はこう答えています。

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あそこでじっとして、死ぬつもりだったよ。じっと動かなかいでいたら(食べない、飲まない)
死ぬでしょう?それか、あのビュンビュンと走る車に轢かれるかのどちらかでしよう?
もう、そのどちらかでいいと思ってたんだ。下手に動いて、
またあそこ(元の飼い主)に戻されるのが、嫌だったからね」

 

処分機の前で大人しくしていたのも、同じ理由です。自分がこの後どうなるかはわかってしましたが、
ひどい飼い主の元へ戻されて、また口輪をされ蹴られるような生活に、戻りたくなかったからなのです。

 

過去の暗い話はここまでで、今現在のぶん太君を見ていただきたいです。

Kさんの承諾のもと、旦那様とぶん太君の、写真をトップに掲載しています。

 

犬を愛する方なら、瞬間的に感じていただけると思います。

この2人の間にある、優しい間合いと信頼感を。旦那様の視線、
ぶん太君が振り返って、旦那様を見上げる横顔、本当に、素晴らしい表情です。

 

Kさん曰く、「ぶん太は私より、夫が好きなのです。もちろん私にも懐いてくれていますが、
夫を見る時の顔とか、嬉しそうな感じは別格なんです」と…
それは、ぶん太君にとって大きな意味があります。

 

最初の酷い飼い主は、男性でした。その男性と愛や信頼関係を育めなかったトラウマ、
そしてそうは言っても、自分を育ててくれた元飼い主に対する思慕を、
ぶん太君はずっと胸の奥深くに秘めていたのです。

 

Kさんの旦那様は、写真で一目見てわかる通り、とても優しい方です。

最初の飼い主と築けなかった信頼を、同じ男性の飼い主(Kさんの旦那様)で築くことは、

ぶん太君にとって、大きな意味と喜びがあるのです。

 

ぶん太君は今、九州の自然豊かな地で、毎朝1時間以上の散歩をしてもらい、
ドライブに連れて行ってもらって、それはもう幸せに暮らしています。

旦那様の趣味のバイクレースにお供するのは、何より楽しいと言っていました💖

 

実例掲載を許可してくださったKさんに深い感謝と敬意をこめて!

ぶん太君、旦那様と共に、これからもお幸せに💖

 

 

 

 

 


 

 

  • 2019.06.20 Thursday
  • 14:01

🌿植物と話そう✿


どうぶつだけでなく、しょくぶつにも、ちゃんとした意思があります。

当然痛みも感じますし、同じ種類でも個性があって、実に愉快です。

 

我が家は観葉植物が多いので、賑やかで楽しいのですが、
中でも多肉植物は

取り分けハッキリ気持ちを伝えてくれます。

 

今日は、そんな中で最近のヒット2鉢をご紹介します。

 

    の鉢

こちらは頭が重すぎて、茎が土に這っていたので…茎を上に持ち上げて
固定してあげようと思ったのです。茎を持とうとしたら、
ベリべりベリって引きはがす感覚がきて、

「痛い!!痛い!!なに、してんのー!」と怒られました。

 

眼鏡かけてよく見ると、ひげのような「気根」が出ています。

「ごめんね」と謝ったら、
「(棒で立ててほしい時)言うから、その時にして!」と

指示待ちを宣言されました。

 

それが昨日になって、「立ててーー!!」と、突然叫び出しました。

専用のポールを用意していなかったので、箸で代用しましたが…

立ててやったら、「あ、視界開けたー」と言いました。

 

    の鉢

本当は仕立て直しというか、植え替えしてあげないといけなかったのですが、

タイミングを逃してしまいました。ヒョロヒョロに伸びて
どうしようと思って聞いたら、

「切って!もう、うざいから切って!バッサリで大丈夫」と言うのです。

「えーー」と思って、頭からバッサリと、カットできず…
半分だけカットしてみました。

 

その後も、「日に当てて」、「水!」、
「暑すぎ!」、「風、風、風!」とかなり指示だし強め。

言うとおりにしてたら、1週間もしないうちこんな可愛いピンクの新芽?が
出てきました。
今、どんどん増殖中。

 

なんだか愉快で、吹き出しちゃいましたよ。

こうやって直接お話してお世話すると、見場は良くないかもですが、

自由でノビノビと育ちますね。

 

今度は、我が家の気難し屋さん、「エバーフレッシュ」のお話を
載せたいと思います。

 

 

 

 

 

 

  • 2019.06.17 Monday
  • 20:03

🐾7月6日(土) OREOミニセッション 【満席】となりました🐾

お知らせが続きます。

 

昨夜、76日の追加開催告知させていただきましたら、
お申込みが集中致しました。

 

枠を増やして開催させていただきますが、
お入りになれなかった方も出てしまいました。

申し訳ありません<m(__)m>

 

これから、お申込み順に、ご案内させていただきます。

 

6日、7日とも沢山の方にお申込みいただき、ありがとうございます。

 

アニマルコミュニケーションは、まだまだ広く浸透しているとは言い難いですが、

愛するペットの気持ちを、パーソナルで聞ける
有効なツールであることは間違いありません。

 

このツールを通して、どうぶつたちとは共通の言語がないだけで、

彼らも私たちと人間と(それ以上に)同じ、心を持っていることを

多くの方に、知っていただきたいと思っています。

 

取り急ぎ、満席のお知らせまで…

 

 

 

 

  • 2019.06.15 Saturday
  • 10:19

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