キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾猫あるある🐾

「最近、近所の猫に、異常に懐かれちゃって困ってるのよ」
と、ある日友達から相談されました。

超がつく猫好きのTさん。困っているというのは、
「懐かれ、嬉しくて困っている」のでした。

 

その日私は、お菓子作りが得意なT家に遊びに行っていました。

彼女が作ってくれた美味しいクッキーをつまみながら詳しく聞いてみたところ、
黒猫長毛の女子(7歳)、メイさんが、ここ1か月ほど、
ほぼ毎日遊びにやって来ると言うのです。
メイさんは、5年前Tさんが保護した猫で、彼女の住むマンションからすぐ近くの、
黒猫好き一家の子になりました。

本当はTさんが一緒に暮らしたかったのですが、先住猫2頭が猛抗議して、
泣く泣く手放したのです。だから、余計可愛いというわけです。

 

メイさんはそれ以来、蝶よ花よと育てられ幸せに暮らしているのですが、
元来外にいた猫なので、時々脱走して、遊びにやってくるのでした。
(添付写真は全てイメージ画像です)

 

Tさんの住むマンションは、広大な敷地に4棟の建物が点在していて、
彼女の部屋はメイさんの家から一番遠い棟の1階、専用庭がある角部屋です。

「遠い(と言っても、1分くらい)のに、わざわざ私に会いにくるのよ、あの子。
ベランダで、大きな声でにゃあにゃあ鳴くから、すぐわかるの」

と言った矢先、タイミングよく本猫が訪ねてきたのです。

黒いモップのようにモコモコで、グリーンの美しい目をした猫でしたが、
ものすごい大きな声で、しかもかなりのダミ声なのです。

その声がするやいなや、パテ(料理中だったのです)を放り出し、
自分の猫を(メイさんとケンカする)奥の部屋に閉じ込めて
「待ってて、今行く、今行くからーー」と、目にも止まらぬ速さで駆け寄るTさん。

 

30秒も待っていないのに、3年も待ったような態度で入って来たメイさんは、

我が物顔でリビング中央に寝転ぶと、Tさんをガン見しました。

するとTさんは、「はいはい〜💖わかってるわよ」と、
聞いたこともないほど甘い声になって、色んな物を差し出すのであります。

私が見ているだけで、チュール・チーズ・鶏ささみ・お刺身が出てきました。

 

当のメイさんは、小皿が出てくるたびに匂いをかぎますが
(しかも寝たまま(^^;)
ちょっと口をつけるだけです。

しばらくすると立ち上がり、Tさんの足元に行きました。
そして、彼女の足に頭をスリスリ。
このスリスリをされて
嬉しくない猫好きはいませんから、Tさんはすごいドヤ顔になって私を見ると、
こう言うのでした。

「ねー。この子ったら、最近いつもこんなんなの。
食べ物より、私の方がいいのよねー」

言われた私は、メイさんから全然違う気持ちを感じ取っていたのですが、
こんなに喜んでいる彼女に言える雰囲気ではありません。

仕方ないので、「そうかもねー」と、糊で貼り付けたような顔で笑い返したのです。

 

その場はそれで終わったのですが、その日の夜Tさんからメールが入りました。

「なぜ、メイが毎日来るようになったのかしら?」と言うのです。
Tさんの見立てでは、本家に何か不満があるのではないか…と言うのです。
Tさんは、私がアニマルコミュニケーターだと知っています、

そこで私は、メイさんの飼い主に会ったら、こう言ってみたらどうかと
アドバイスしました。「最近メイが毎日家に来て、なにか要求してるみたいなんですよ」

 

それから2週間ほど経って、Tさんからまたメールが来ました。

「メイのお母さんに会ったから、理子さんに言われたように、伝えたの。
そうしたら、翌日からメイは来なくなったわよ!」と…

 

なんだか私が悪者みたいな(^^感じなので、Tさんに本当のことを伝えました。

メイさんは、ミルクを貰いたかっただけなのです。
本家では、最近あげるのを忘れていたようです。

(実際は、人間が飲む牛乳を豆乳に変えたそうです。
そうしたらメイさんは豆乳を飲まないもので、あげなくなったとのこと)
そこで、わざわざT家に来てはねだったり訴えたりしたのですが、いつも違うものが出てきます。

仕方ないので、足にスリスリして、最高のパフォーマンスを見せてもミルクは出てきません。
メイさんは、「人間はなんて鈍いのかしら!」と、憮然として帰還していたのでありました。

 

猫通なら、頷く猫あるあるのお話しでした。

あ、真相を知ったTさんはかなり落ち込んでいましたが、
今はもう立ち直っています。

「何があってもめげない」そうです〜(^^;)

その立ち直りも、猫好きあるあるですね😻

 

 

 

  • 2019.08.31 Saturday
  • 17:25