キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾トリミングを極端に嫌がった犬たちの事例🐾

前回、我が家の猫ドンのトリミングのことを書いたら、
お問合せを何件もいただきました。

「うちの犬もだめなんです!」という飼い主さんからや、
プロのトリマーさんの「すごく興味あります!」というものまで…

前回の記事

http://kikinotable.jugem.jp/?eid=940

 

そこで、今までリーディングした中で特に印象に残った事例を、
2つ記したいと思います。

かなりショッキングな事例なので、今まで書かないで来ましたが、
今回許可をいただいたので…掲載にあたって、実例掲載は望んでいない方たちなので、
犬種等は出しません。

 

アニマルコミュニケーションが苦手な方は、やみくもに敬遠せず、
こういうトラウマを抱えた犬の事例と、読んでくださればいいでしょう。

 

    トリミング台に乗せただけで、歯をむき唸ってしまう風君(小型犬)

状態としては、とりつく間もない。誰にも触らせないという感じになってしまい、
トリミング中ずっと怒っている。
(口輪をして、顔の回り以外をカット。顔は絶対誰にも触らせない)
普段からシャイだが、攻撃性はない子。飼い主さんは、ご夫婦
2人で、
すごく可愛がっている方。お迎えしたのは、ペットショップから。

 

風君にコンタクトした瞬間、見えてきたのは、今の自宅とはかけ離れた風景でした。

濡れた床、コンクリートの無機質な室内、白衣を着た人、たくさんのケージ。
白衣を着た人がケージに向かって歩いていく光景が見えたのですが、
それだけで、私自身、恐怖がマックスという気持ちになってきました。

残酷なことを書くのは嫌なので、ここまでにしますが…
この見えてきた光景は、風君の前世で、彼は実験動物であったと推察できました。

 

トリミングテーブルに乗せただけで怒るのは、テーブルに乗せた瞬間に、
怖いこと、痛いこと、苦しいことばかりされた恐怖に
フラッシュバックしてしまうからでした。

 

🐾ご提案したこと

 

トリミングテーブルに乗せると、スイッチが入ってしまうので、乗せるという行為を止める。

(トリマーさんはやりにくいかもですが、床にシートを敷き施術してもらう)

トリマーさんに自宅に来てもらい、飼い主さんが付き添って励まし行う。

前回も記した、フラワーレメディを飲ませる

トリミングは決して無理をせず、ハサミは決して風君に見せない。

(切り刻まれるという恐怖が湧いてパニックになるから)

 

風君に、「どうしたら少しでも怖くないかな?」と聞いたら、
他の犬の楽しい動画をみたら、気がまぎれると教えてくれました。

 

そこで、施術中はかなり大きめな音を出して、
犬達のダンスやアジリティ競技のビデオを流してもらいました。

 

飼い主さんと、飼い主さん風君の気持ちを汲んで協力してくれたトリマーさんの努力で、
半年経った頃には唸らなくなりました。

今では、トリミングテーブルにさえ乗せなければ、自宅でなくとも
シャンプーもカットもさせてくれるようになっています。

 

    知らない人に身体を拘束されることを、すごく怖がる。時に飼い主にさえ、
極端に反応する。女の子の小型犬アンちゃん。推定
8歳の保護犬。
保護状況から、ブリーダー放棄と思われる。飼い主さんは、
姉妹でお住まいの落ち着いた
40代の方で、保護犬に理解のある方でした。

ここでいう身体を拘束というのは、強制の抱っこ、羽交いじめ
(飼い主さんからしたら可愛くて抱きしめ)脇腹から手を差し入れ抱っこする。
後ろから、不意に触る。

 

アンちゃんにコンタクトして初めて、劣悪なブリーダーの元にいる犬たちの、
悲惨で過酷な繁殖の実態を、私は肌で感じました。

今思い出しても吐き気がするほどです。人間で例えたら、下半身を拘束され、
会ったこともない男がいきなりやってきて、レイプされる。そんな状況でした。

 

🐾ご提案したこと

 

施術中はもちろん、普段から、絶対後ろに回らない。
全て前方向から行い(不便でも)やることを、アンちゃんに説明してから行う。

フラワーレメディを飲ませ、過去のトラウマを癒していく。

そんな酷いことをされても、人が好きな犬でしたので、常に励まし誉めてあげる。

「どんな風に、励ましたり誉めてもらいたい?」

とアンちゃんに聞いたところ、
「年を取ってヨレヨレになったら、ママは私を嫌いにならない?」と、逆に聞いてきました。

 

老いたら、また放棄されるのではないか?という不安感があるようでした。

そこで女性としての誇りを取り戻せる励ましの言葉が、とりわけ有効と判断しました。

「アンは、幾つになっても全然変わらない、とっても可愛くて綺麗よ。
綺麗にしてもらって、益々可愛くなったね!生涯、何があっても守り通すから安心して!」

そういう言葉を、日頃から常にかけてもらいました。

 

今では、不意に抱っこされたり拘束されるのはダメですが、
トリミングは大好きになってくれたそうです。写真も見せてもらいましたが、
顔がとても明るくなって(人間なら美白したみたい)自分への自信を取り戻したことが、
よくわかります。

 

今回記したのは、とても特徴的な2頭でしたが、知っていただきたいのは、
どうぶつたちにも私たちと何ら変わらない感情や心があるということです。

 

彼らの心は純粋なので、傷つく深さは、私たち人間以上と言ってもいいと思います。

 

「怖がる」、「嫌がる」、「怒る」には、必ず理由があります。

そしてこれだけペットの生活が複雑になった今、行動学だけでは
網羅しきれないのが現実と言えるでしょう。

 

アニマルコミュニケーションで全て解決するわけではありませんが、
上手に活用していただきたいと、切に願います。原因を知った後は、
飼い主さん・トリマーさん・フラワーレメディのプロなどが連携して取り組めば、
多くのペットが癒されます。

 

酷いことをする人間はあとをたちませんが、愛と忍耐で行動できる人間も

たくさんいるのが私たちの社会です。

そんな方の参考になればと思い記しました。

 

どうぶつ達の、多大な忍耐と寛容に敬意をこめて💖

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(画像はイメージです)

 

 

  • 2019.07.04 Thursday
  • 21:33