キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🌹幸せな薔薇園🌹

先月イベントで行った千葉で、薔薇園に連れて行ってもらいました。

217ハウスの展子さんお勧めで、
近所の民家を解放した素敵なガーデンとのことでした。


その素晴らしさと言ったら、写真で見ての通りなのですが…

実際行くと、圧巻で

「うわ〜💖」の後の言葉が出てきません。
無口になって、感嘆の溜息の連続です。


300坪(もっとあるかもです)はあろうかというお庭の入り口がアーチに

なっていて、中に足を踏み入れると、ありとあらゆる種類の薔薇が咲いているのです。

庭にはベンチやガゼボ(屋根のある休息所)が幾つもあって、
見に来る人への配慮に満ちています。


最も、このガーデン自体が無料で開放されています。
入り口には、大学ノートとボールペンが地味な事務机の上に置かれているだけ…
入園する人は、住所氏名を記せばOKなのです。


記帳していると、タオルを姉さん被りにした小柄な女性に声をかけられました。

「遠くから、来ていただいて…ゆっくり見て行ってください」

振り向くと、農作業から抜け出てきたような小柄な男性も、ニコニコしながら

立っています。

2人はご夫婦で、誰かが記帳していると静かにやってきて、
1人1人に声をかけ、来てくれたことに感謝しているのでした。


最近では死語の言葉のような、「素朴」が姿形をとったらこういう方達が出来上がる、
そんなお
2人でありました。

聞けば5年ほどの歳月で、この見事な薔薇園を造り上げたと言うのです。

そんな話をする時も、うつむき加減のとつとつとした口調、自慢げな様子はまったくありません。


そのお人柄が、薔薇にも伝わっていました。あるいは、お2人が育てた薔薇だから、
こういう薔薇になるのかもしれません。

華やかだけどまったく嫌味がなくて、むしろ静かな感じがするのです。

豪華だけれど、うるさい感じがしないのです。

なんだかとても癒されて、眺めながら休んでいたくなりました。

満ち足りて、まどろんでいたくなる感じ。


それは、私たちがこんな質問をした時の答えにも凝縮されていました。

「こんなにたくさん薔薇がありますが、どれが(どの種類が)お好きですか?」

すると奥さんの方は、チラッと後ろの薔薇達を振り返り、
嬉しいような困ったような顔をして言いました。

「…それは、(言えません)薔薇達が聞いているから」


聞いた私達も深い意味があって聞いたのではないのですが、
奥さんの薔薇に対する気持ちが凝縮された言葉に、
ハッとなって、ただただ頷くだけでした。


こんな気持ちでお世話をしてもらえる薔薇達は、なんて幸せなことでしょう💖

幸せな気持ちの余韻が残っている間に記事にできてよかった〜🌹

 

 

 

  • 2019.06.07 Friday
  • 14:03