キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾Joy君(ゴールデンレトリバー男子 5ヵ月)の憂鬱🐾 三つ子の魂100まで…

今日は、どうぶつたちが人間の言葉をどのように受け取っているか…
そのことが、よくわかる実例をご紹介します。
(今回写真はイメージ画像になります)

 

神奈川県西部、海沿いの街に住むゴールデンレトリバーの男子Joy君は、
「ゴールデンレトリバーはこうよね!」というような、よい性格のワンちゃんです。

 

彼はこの犬種を愛するブリーダーの元、生後3か月半まで親兄弟と過ごし、
T家にやってきました。T家のご家族構成は、40代半ばのご夫婦と、
奥さんのお母さんの3人暮らしで、海まで数分、近くに緑の多い公園もある。
それはもう、すごく恵まれた環境です。

奥さんは長い間不妊治療をしてきましたが、子供には縁がなく・・・

「そうか、ならば、ずっと夢見ていた犬と暮らそう。毛むくじゃらの息子も楽しい!」
と路線を変更しました。プロ的に良い血統でなくともかまわない、
本当に犬を愛している人から譲り受けたいと、色んなブリーダーさんを回りました。

この人から譲ってもらいたいという人が決まってから、待つこと半年以上。
産まれてからは何度も会いに行き、Joy君を迎えたのでした。

 

熱望して探した甲斐あって、Joy君は穏やかで賢く、優しく
どんな人にも犬にもフレンドリー。まだ子供なので時にムチャクチャなことをしますが、
叱るとすぐに理解し聞き分けも良いのです。

そろそろトレーナーさんに教わりながら、マナーを教えこもうと思った矢先、
ご夫婦の仕事の関係で、2週間の出張が入りました。

お迎えしてほぼ2か月、T家にも馴染んだから大丈夫!と思い、
T夫婦は行くことにしました。出かける前にはトレーナーさんを探し、
いない間、朝と夕お散歩も兼ねて訪問してもらうことにしました。
本格的な躾は、自分たちが帰って来てから行う。

出張中、2週間通ってもらえば、Joyの性格も把握してもらえる。
食事など日々のお世話は、奥さんのお母さんがやってくれると言います。
奥さんのお母さんは、すっかり初孫を迎えたおばあちゃんのようになって、
Joy君を溺愛しているのでした。

 

奥さんは何事も几帳面で、てきぱきこなす方です。
出かける前には、Joy君の毎日のスケジュールを渡し、
ご飯はドライフードを1回分ごとに小分けし、肉や野菜は、日数分冷凍庫にストックしました。

そうやって準備万端整え、お母さんに託して出かけました。

一日おきくらいの頻度で、トレーナーさんやお母さんに連絡を取っていました。

両者とも、「超良い子!で留守番している」、
「とても躾の入りやすい、賢い犬」と絶賛するので、
Tさんは楽しみに帰国したのです。

 

ところが、再会した愛しいJoy君、Tさんの言葉を借りれば、
「どこか変、何かが変だ」と言うのです。短い間で、「待て」や「ノー」
も完璧にできるようになっていて、ご飯も普通に食べるのだけれど、
それでもなんだか変!なにかを怖がっているような、委縮しているような表情が、
一瞬だけれど垣間見える…

原因は何か色々考えてみたと言いますが、なにせ自分たちが留守の間のことだからわからない。
でも、もしかしたら、自分たちがいない時にトレーニングが始まってしまったので、
私たちに不信感をもってしまったか?あるいは、トレーナーさんと(すごく善い方だけれど)
相性がよくないのか…と悩んで、依頼があったのです。

 

ここからは実際、Joy君とコンタクトした内容になります。

繋がったと思った途端、笑顔で迎えてくれたJoy君。あの犬種特有の、見る人を癒し、
平和な気持ちにさせてくれるゴールデンスマイルです。
彼はまだ5か月半(人間で言えば、10歳くらいか)だというのに、
きちんとお座りし、こう挨拶してくれました。

「こんにちは(おばさん)僕は、T・Joyです。ママが(おばさん)に
何でも話すのよって言ったから、僕(おばさん)を待っていました」

(おばさん)としたのは、彼が口にしておばさんと言わなかったからです。
そこに人間の大人の配慮みたいなものを感じて、私は驚いてしまいました。

「Joy君は賢い青年ね。マエダって言うのよ、私。早速質問させてくださいね」

賢くて気遣いもできる子だったので、最初から単刀直入に本題を聞かず、
ありきたりの答えやすい質問をしました。

人間の子供だったらきっと飛び級とかもありだろうなってくらい、
お利口な答えが返ってきましたが、答えていくうち、そこはまだ子供なので、
少し調子に乗ってきた感じになりました。

そこで良いタイミングと思い、こう聞いてみました。

「ママがね、帰ってきてからJoy君の態度がぎこちない感じだって…なにかあった?」

すると、やはり図星だったらしく、今まで大きく口を開けて笑顔だったのに、
目が点になってっしまいました。ゴールデンレトリバーは、表情も豊かなので、すぐにわかります。

私はTさんから聞いていたトレーナーさんの容姿を思い浮かべ、意識を集中させて聞きました。
「トレーナーさん?」

響く感じが全然しません。投げたボウルの受け手がいなくて、
ボウルがどこへ行ったかわからないみたいな感覚です。

でもJoy君は内心動揺したらしく、ガムを噛みはじめました。
そして、チラチラこちらを見ています。目が合った瞬間、彼の思念が伝わってきました。

「僕は毎日、呪文を聞かされていたんだ。その呪文はなんだか怖かったよ」

「呪文??」私は驚いてしまいました。「なぜ、トレーナーさんが呪文など言うのだろう…」
そう思った瞬間、Tさんのお母さんのシルエットが浮かんできたのです。
私はTさんのお母さんを知らなかったのですが、見えたシルエットは華奢でした。
お留守中、トレーナーさん以外でJoy君に接した人間は、Tさんのお母さんだけなのです。

 

次になんて聞いていいか迷っていると、私の耳元でなにか、
ささやかれたような気持ちになりました。
そこで、Joy君の耳元でお母さんがささやいている像をしっかり思い浮かべ、
「お母さんは、Joy君にこうして呪文を言ったの?」と聞いてみました。

すると、途端にそわそわし出したJoy君。

この様子を見て、彼の態度がぎこちない感じになった原因は、
お母さんと特定できたも同然と感じました。

この後、「なんて言われたの?」と聞きましたが、Joy君はもじもじして教えてくれません。

私の方に伝わってくるのは、Tさんがいない間、耳元で1日何回も、
お経のような調子で、ささやかれた。その時のお母さんの様子、
お母さんが言葉に込めた思いにかなり圧力があった。

動き出す瞬間、その言葉がまるで呪文のようになって耳にこだまし、
一瞬ひるんでしまうと言うのです。

 

リーディングでわかったのはここまででしたので、奥さんにはこんな風にご報告しました。

「原因はトレーナーさんではないと思います。Joy君に聞いた限りでは、
どうもお母さまに呪文のような言葉を、お経のように」まで言ったら、
Tさんは「ああ!!」と叫びました。

「それ、母です、わかります!!間違いありません。家の母は、ことわざ名人!
て私たちがひやかすくらい、ことわざ、格言、名言に詳しくて…
私たちにもいつも、説教がましく言うんですよ。それも母は声が小さくて低い方なので、
ブツブツ言うと、確かになんかお経みたいなんです。
Joyにも同じ様に言ったんですね。早速、なんて言っていたのか、母に聞いてみます!」

 

お母さまに聞いたところ、涼しい顔でこうおっしゃったそうです。

「Joyを勇気つけてあげたのよ。だって今が一番大事な時じゃない。
今しっかりお勉強しておけば、将来ずっと安泰だし、今やらないとずっとダメでしょ!」

「それでなんて言ったの?」と問いただすと、
トレーニングを兼ねた散歩に行く前は、「行っておいで、しっかりね。三つ子の魂100までだよ」
帰ってくると、「先生の言いつけ通りやったね。三つ子の魂100までなんだから、
今頑張るんだよ」と、毎日ささやき続けていたそうです。

 

Joy君はもちろん、ことわざなどわかりませんから言葉の意味は理解できません。

でもお母さんがその言葉をささやく時に込めた思い(思念)をちゃんと、
感じ取っている
のです。

またお母さんも、娘がいない間に色んなことを進展させ驚かせたい、
娘の役に立ちたいという思いがあったのでしょう。なのでささやく時に気合が入り、
Joy君にしたらそれが圧迫感となってしまい、態度が萎縮してしまったわけです。

 

今は呪文の威力も解け、本来のJoy君に戻っています(^^;)

「アニマルコミュニケーションをしてもらっていなかったら、
母は良かれと思ってささやき続けたかもですし、
トレーナーさんを誤解してしまったかもしれません」とTさんは喜んでいました。

 

パーソナルでカウンセリングすることは、複雑な現代生活の中で暮らすどうぶつ達には、
必須とも言えるでしょう。

有効に役立てていただきたいと思います。

 

ご協力いただいた、TさんとJoy君に感謝いたします。

またいつか立派な紳士になったJoy君とお話しできる日を、

楽しみにしていますよ〜💖

 

 

 

 

 

 

  • 2019.05.15 Wednesday
  • 23:31