キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾君の前世はプリンさんですか?顔に傷を負ったティキ君(推定2歳 男子)の実例🐾

愛するどうぶつとの別れを経験したことがあれば、
「生まれ変わって戻ってきてほしい!」と、誰もが思うことでしょう。

今回ご紹介するのは、その生まれ変わり、転生に関する実例です。

 

誤解のないよう最初に記しますが、どうぶつの転生については、
精神世界の専門家間でも諸説があります。
人間の転生でさえ、まだ眉唾的な扱いをされることもありますから、
どうぶつの転生にいたっては、感傷的な夢物語と思う方もいると思います。

 

いくら当事者が信じていても、現代科学で、多くの人が納得する形で証明できない以上、

そういうとらえ方をされてもいたし方ない分野ではあります。
なので今日ご紹介するティキ君の実例も、「これが転生の証だ!」
的な視点でお伝えするわけではありません。

偶然の一致とは思えない、セッションのご報告をしなければ知りようもない事実を、
私とティキ君のお母さんKさんが体験した。
そしてその体験は、どうぶつを愛する方々の心に響くものだという思いから、
こうしてご紹介いたします。

また私は通常、前世に関してのご質問を積極的に受けてはおりません。

そこをご理解の上、お付き合いいただければ嬉しく思います。

 

それでは、ティキ君とKさんの出会いから記します。

Kさんは個人で保護とTNR(不妊手術をしてリリースする)の活動をされています。

セッション後に彼女の活動を拝見しましたが、自然と頭が下がる思いになりました。
かなりの数の猫さんと、ワンちゃんも何頭か引き取られています。

Kさんのお住まいは、私が住む地域のように住宅密集地ではないので、
リリース後は近隣の苦情等に悩まされず、ご自分の敷地内でご飯をあげています。

 

ご飯を食べに来ているティキ君を最初に見たのは、Kさんの旦那様でした。

「ひどい顔の猫が、ご飯を食べに来ているよ!」と教えてくれたのですが、
人を怖がっていたティキ君。Kさんが行っても、後ろ姿しか見ることができませんでした。

 

ある日、偶然顔を見ることができて、Kさんはことの重大さを知りました。

添付したティキ君の写真は、最近のものです。女の子なら写真は掲載しませんが、
これでもかなり良くなったのと、最初に見た時から1年近く経った今、
完全にKさんの家猫で幸せなので、公開させていただきました(許可をいただいています)

今でも、まだ完全に瞼を閉じることができないそうですが、発見当時は、
痂皮が仮面のように覆いかぶさり、フードもうまく食べられない状態だったといいます。
耳も半分溶けたようになっていたそうです。


今回セッションを依頼されたのは、そんな状態になってしまったことと、
トラウマと思われる行動の原因を知りたい。そして、ティキ君が、
K家から旅立った子の生まれ変わりかを聞いてみたいからでした。

 

顔の方は、あきらかに人為的なもの、薬品を浴びせられたという
リーディング結果でしたが、今回は転生がメインなので、
どういうことがあったかの経緯は控えます。

 

前世に話を戻します。「どうやって前世の確認をするのか?」というのが、
読んでくださっている方も一番興味を引かれる点だと思います。

これはあくまで私のやり方とお断りして…

※このやり方が正しい、間違っているは問題にしないでください。

また実際は、ここに記していない1〜2工程がありますので、模倣は避けた方が賢明です。

 

まず、生まれ変わりか?と飼い主さんが目星をつけている子の
写真を用意していただきます。他にダミーの子の写真を4〜5枚用意していただきます。
そして私には目星をつけた子が誰かを知らせず、各自の名前を明記して、写真を送っていただきます。

 

私はいただいた写真を印刷し、写真の横に名前を書いていきます。ティキ君の写真も印刷します。

ティキ君以外の写真を裏返して置き、誰かわからないようシャッフルします。

シャッフルした写真は裏返したまま片手に持ちます。もう一方の手に、ティキ君の写真を持ちます。
ティキ君の写真だけは、顔を私の方に向けます。

心を平らにし、ティキ君に聞きます。
「私の片方の手に持っている写真の子は、あなたの前世の姿ですか?」

聞いた後、裏返した写真に向かって意識を集中させます。生まれ変わりの子だった場合は、
手の平が熱くなるか、グーっと引っ張られるような吸い付けられるような感覚があります。

そうなった写真だけひっくり返し、名前を確認します。
念のため、再度シャッフルし、もう1度行います。

 

今回Kさんから頂いた写真は、猫3頭、犬が2頭でした。
そしてお伝えの仕方がまずかったのか、その中の1頭「プリン」という猫さんの所に、
「私はこの子の生まれ変わりではないかと思っています。そうであったら、嬉しい!」
と記してありました。

通常のご依頼ですと、この時点で、申し訳ないのですがお受けできなくなってしまいます。

飼い主さんから、「この子かもしれない!」と聞いてしまった以上、
私の方で、飼い主さんのエネルギーの影響を受けてしまうからです。

写真を裏返していても、影響を受けるのではないかと思っています。
それくらい繊細で微細なものということです。

 

でも今回は、その点だけは幸いというべきでした。

いただいたプリンさんは「扁平上皮癌」になったお顔の写真だったからです。

猫の扁平上皮癌と検索すれば、かなりの数の画像が出てきます。
もちろんここでは公開いたしませんが、勇気のある方は検索してみてください。
それくらいインパクトがあります。最後は、お顔の半分が欠損してしまう場合もあります。
痛みに強い猫だから耐えられるのだと思います。人間なら失神してしまうことでしょう。

 

プリンさんは、元はきっと可愛らしいお顔の白猫さんだったと思います。
そう感じると、
とても心が痛みましたが、この子がティキ君だとしたら、
あまりにもわかりやすい転生で、そうであるがゆえに、違うだろうと感じました。

他にいただいたお写真の犬や猫のお顔を見ても、気になる(この子がそうではないか!)
子は見当たりませんでした。
なので、私はこう考えました。

(お顔を激しく損傷している点で似ているので、飼い主さんからしたら
プリンさんがティキ君と思いたいのだろう。他の子も、
ティキ君の前世ではない感じだし…先にリーディングをして、
ティキ君自身に聞いてみることにしよう)

 


実際彼に聞いてみると、私が感じた通りの答えが返ってきました。

「多分、そういうの(転生)じゃないと思うよ」
ティキ君は、薬品を浴びせられるような経験をして人間不信になってはいましたが、
Kさんの深い愛情と生来の陽気な性格から、あっけらかんとした明るい口調の猫君でした。
その時も、そういった感じの口調で言ったのです。

(ああ、やっぱり)と私は思ったのですが、ティキ君は続けてこう言いました。

「でもお母さんのご飯の場所に行く時、誰かの声がしたよ。
声っていうハッキリしたものともちょっと違うかな?とにかくね、
お母さんの家の方に行きたくて仕方がなくて、引っ張られている感じだった。
だから、今までお母さんのところにいてお世話になった子が、お母さんじゃないと
僕を治せないと思って、僕を導いて(連れてきて)くれたんじゃないかって思っている」

 

私にしたら意外な答えでしたが、セッション中に言ったことは全て、

依頼主さんにお伝えするのが常なので、彼の言ったことをひとまず頭において、
写真の方に取り掛かりました。

この時点でも、直接誰かの転生ということはないと思っていたのですが、
やってみると、1枚だけものすごく反応する写真があるのです。

まさかと思って裏替えしたら、プリンさんでした。
驚きましたが、彼女の欠損した痛々しいお顔を見ると、いや違うと思うのです。

もう一度裏返してシャッフルし聞いてみると、今回も物凄い反応でした。

裏返すと、またプリンさんでした。でもまた、直接の生まれ変わりではないと感じるのです。

 

もうこれはありのまま、Kさんにお伝えするしかないと思って、私はこう報告しました。

「プリンさんが直接の生まれ変わりとは感じなかったです。
エネルギーの質も、ティキ君とは、まったく違うように感じます。
(リーディングの経緯を話し)でもこのように2回やっても
プリンさんに強く反応します。それにティキ君自身もこう言っていますので、
誘導したことにプリンさんが関係しているのは、間違いないと思います」

私の話しを聞いていたKさんが、ここで急に涙声になりました。

「ああ、やっぱりそうなんですね。プリンなのですね。嬉しい!!」

 

Kさんの説明を聞きながら、今度は私の方が涙声になりそうでした。

プリンさんもティキ君と同じように(彼が来る2か月前にプリンさんは亡くなっています)
酷い顔の状態で、ある日突然Kさんのご飯場所に現れたというのです。
来た当初から、ティキ君より酷い状態で、Kさんは即刻保護し、夢中で病院へ走りました。
交通事故か何かで顔を強打し、一刻を争うような状態にもみえたのです。

ところが、検査結果は扁平上皮癌でした。それからKさんの必死の看病が始まりましたが、
1か月後、プリンさんは息を引き取ったのでした。

 

ティキ君の言う、「お母さんの所にお世話になった子」というのは、

まさにプリンさんのことなのは、少しも無理のない話です。

私が感じた彼女のエネルギーは、とても可愛らしく人が好きな
優しい猫というものです。そんな優しい彼女が、原因は違いますが、
自分と同じように激しい顔の痛みで放浪しているティキ君をみて、
Kさんの所に導いたのはしごく自然な流れですし、
前世ではないと感じるのに、写真で強く反応するリーディング結果とも整合性がとれます。

 

前世に関しての話はここまでですが、今回ティキ君とプリンさんの実例からお伝えしたかったのは、

前世のことだけではありません。むしろというか、やはりというか、
一番は彼らどうぶつの優しさ、そして彼らが持っている叡知です。

ティキ君が話した、導かれる、お母さんの家の方角に行きたくて仕方ないというエネルギーは、
言葉に置き換えるなら、柔らかい絹のベールのようでした。
顔の辺りをふわりと優しく包んで、そっと撫ぜられているような感じ。

 

さらに言うなら、人間に薬品をかけられたティキ君から、悲しみと怖れは伝わってきましたが、
人間に対する憎しみや怒りは少しも感じませんでした。

 

彼は最後に何か言いたいことはないかと聞く私に、こう答えてもいます。

「お母さん、僕のこと助けてくれて、こんなによくしてくれてありがとう!
僕は今まだ、
人の手が伸びてきて何かされていると怖くなってしまうけれど、
少しずつ元の性格に戻っていきたい。そして、お母さんをヘルプして、
明るい気持ちにできる役目の猫になりたいと思っているんだよ」

ヘルプとはまた、不思議なことを言うものだと思ったのですが、この件も、
Kさんが教えてくれました。Kさんは昨年、
網膜剥離で大変な思いをされていたのです(手術もされています)

そして「ティキ」という珍しい名前は、マオリ族の言葉で、
病人を癒すという意味があるそうです。

 

人間によって顔面に酷い仕打ちを受けた猫のティキ君は、
自分を助けてくれたとはいえ、酷い仕打ちをした者と同じ人間に対し、
癒してあげたい(ヘルプして)という気持ちを持っているのです。

 

果たして、同じことが私達人間にできるでしょうか?

それは今の世界を見れば、一目瞭然ですね。

赦すとは、なんて尊いことでしょう。

 

長文お読みくださり、ありがとうございます。
 

実例掲載を快諾してくださったKさんに、感謝いたします。

ティキくんとプリンさんの優しさと叡智に、深い畏敬の念をこめて💖

 

 

 


  • 2019.01.25 Friday
  • 10:33