キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

クリスマスにペットを贈らないで! 🐾繁殖犬だったうると君(チワワ推定10歳)が、家族に残した言葉(実例ご紹介)🐾

最初に、繁殖犬という言葉をご存知ない方のため、
説明させていただきます。

 

繁殖犬とは、純血種の犬を産み増やすために飼育されている
犬たちのことを言います。
彼らの多くは、パピーミル(子犬工場)と呼ばれる、
劣悪な飼育場所に閉じ込められています。

光もささない寒い(暑い)場所で、手入れもされず、
最低限の食事しか与えられず、ひたすら子犬たちを
生産することに使われているのです。

 

子犬工場と呼ばれるようになったのも、
まるで品物を大量生産するように犬たちを扱い、
酷使しているからでした。

 

彼らは、子犬を産みだすマシンか、あるいは単に商品として扱われますので、
病気になっても、多くは放置されます。
病院代の経費をかけていては、効率が悪いというわけですね。(利益が出ない)

あまりに残酷でなことは文にしたくないので、
もし繁殖犬の実物をご覧になりたい方がいらしたら、ネットで検索してみてください。

直視するに堪えない犬たちの姿が、たくさん載っています。
 

今日ご紹介するM家のうると君も、そんな繁殖犬の出身でした。

大規模な繁殖場崩壊現場から救出されたうると君、M家のママの出会いは、
そういう犬たちを保護している施設でした。

繁殖犬のなかでも、老いて引き取り手が少ないであろう…
最初から、そういう犬を引き取りたかったという優しいご家族です。

 

出合った当初うると君は、長い間ケージに閉じ込められていたので、
立つこともままならなかったそうです。風邪でも引いて、そのまま放置されたのでしょうか、
片目の眼球はありませんでした。栄養不足から歯はボロボロで、
耳ダニもあり、心臓も雑音が出ていました。

 

そんなうると君でしたが、M家に引き取られ、適切なケアとご家族の愛情で、

みるみる元気になりました。元々が明るいお茶目な性格だった彼は、
またたく間にM家のアイドルとなっていったのです。

 

労わり癒してあげようと家族に迎えたうると君でしたが、
M家の全員が、うると君から癒されていたといいます。

 

そんな生活は、たった2年半で終わりが来てしまいました。

推定10歳のうると君の身体には、栄養不足と劣悪な環境からくる無理が、
予想以上にダメージを与えていたからです。

 

「うるとを亡くしたショックは、予想をはるかに超えていた」とおっしゃるMさん。
「せめて、うるとの声を届けてほしい」と、

アニマルコミュニケーションを申し込まれたのでした。

 

コンタクト取ってみると、悲惨な過去があったと信じられないほど、
明るいエネルギーを、今も保つうると君が出てきました。

いつも、ちょっとおどけた感じで、「エへッ」と笑っている。
そんな表情も生前のままでした。

 

そんなうると君に、「家へ来て幸せだった?」と聞いた時、彼が答えたことを記します。

 

「ママ、よくなかったーって思ったことなんか、なに1つなかったよ。
僕は外ってこんなに眩しくて、芝生はこんなに気持ちよくて
(よほど芝生が好きだったのか、セッション中、ずーっと芝生が出てきた)
吹き抜けていく風はこんなに心地よくて、太陽はこんなに温かいって知らなかったからね。
そして人の気持ちがこんなに愛に満ちて、人の手がこんなに優しく
触ってくれることも知らなかったんだ。名前を呼んでくれる声に、
こんなにときめくことも知らなかった。ママも知っての通り、
僕が最初いた所は酷い場所だったよ。たくさんの犬が死んでいったし、
楽しかったことは思い出にない。でも僕は人間を恨んだりしたことが1度もなかった。
仲間の犬達だって、そうだと思う。惨めで辛かったけれど、恨みや憎しみはないよ」

 

うると君から聞こえてくる言葉を書き留めながら、私は何度も嗚咽してしまい、

書けなくなりました。

うると君が押し込められていた狭くて汚いケージ、汚物がたまった床、

水の入っていない給湯器、寒々とした光の入らない部屋、瀕死の仲間の犬の息―

そういうことの全てを感じる中、うると君は、こんな感謝の言葉を言うのです。

 

私なら、自分たちにこんな仕打ちをした人間に対し、ここぞとばかりに恨み節を言い、
怒りを爆発させたことでしょう。

 

うると君は、彼を亡くして打ちひしがれるママへ最後にこう言いました。

「僕はママの所へ、今すぐにでも、まっさらな仔犬になって戻っていきたいけれど…
ママ、ママのような人を待っている、僕のような犬はいっぱいいるんだ。
これからも、そういう子達の力になってあげてね(そういう犬を迎え入れてほしい!)」

 

パピーミル工場で産まれた子犬たちの多くは、早くから親と離され、

ペットショップの店頭に並んでいるのです。

クリスマスのプレゼントに、犬や猫を買う人がたくさんいます。

どうか聖なる夜に、(聖なる夜でなくとも)ペットショップで、動物を購入しないでください。

 

純血種が欲しかったら、その犬種をこよなく愛するブリーダーの元へ行くと決めてください。


私達にできることは、うると君のような清い心を持った犬たちを苦しめる、
そんな行為の片棒を担がないことです。

 

掲載を快く引き受けてくださったMさんとうると君に、愛と感謝をこめて💖

うると君が今、きらめく光の中にいますように✨

 

 

 

 

 

 

  • 2018.12.18 Tuesday
  • 22:48