キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾猫のあったか ぬくぬくhouse🐾

TNRしたあと、ずっとご飯あげている猫たちがいます。

ご飯をあげる場所は、我が家の車庫と、うちから30メートルほどの

某店舗兼住居の勝手口。

10年ほど前から、その勝手口に来る猫たちに店主や
通りがかりの人たちがエサを巻き…
(という言葉がぴったりな、地面に鳩の餌まき状態)

そしてみんな好き勝手、あげたりあげなかったり…
そんないい加減な餌やりですから、猫たちも飢えてゴミを漁ったり、
コンビニ前に陣取ってねだります。猫嫌いの住人たちがそれを見て、苦情を言い出します。

すると驚くことに、ピタッとご飯をあげなくなるのです。

 

その結果、お腹を空かせた猫たちが路頭に迷うという、
悲惨なことになっていました。

手術をして、子猫たちは保護して里親探し。手術した大人猫は、
一代限り責任もって、面倒をみる。こうして書くと簡単に聞こえますが、
毎日のこととなると、中々大変ですね。

 

そんなことを1人で細々やって10年経ちましたが、そんな活動の中、
今日はとても嬉しい日でした。

かつて鳩にエサを巻くようにしていたころと比べたら、
夢のようなことが起こったのです。

 

TNRした後、我が家へ流れて来た猫たちで人が好きな猫は、
我が家の猫になりました。人見知りの子たちも、
車庫の脇の物置内に猫houseを作ったので安心です。

でも某店舗兼住居の回りにいることを選んだ猫たちは、
寒くなると心配で仕方ありませんでした。冷え冷えしたコンクリートの上に
寝ている彼らにご飯をあげた帰り、そんな彼らが不憫で、泣けてくることが何度あったか。

何度も、house置かせてもらえないか打診しましたが、
店主はのらりくらりの返事。それがどういうわけか、
今年は、玄関脇に段ボールが置いてあるではないですか。
のぞいてみたら、古びたタオルが敷いてあり、雨の日は傘まで差しかけてあります。

 

このチャンスを逃したらとばかりに、お願いしてみました。
「ハウス作りますから、置いてもいいです?」

すると、あっさりOKが出たではないですか!!

 

喜びいさんで、近所のスーパーへ。
発泡スチロールの箱を分けてもらってきました。

外猫のハウスには、軽くて断熱効果があって、
雨も染みない発泡スチロール箱が一番いいのです。
ただしむき出しだと,猫たちが爪を研いでボロボロにすることもあるので、
ネットでお洒落なテープを買いました。楽しいい妄想は膨らみ、
レンガハウス&ログハウス風
💖をチョイス。

 

そして今日、完成したのであります!!

作ったのは、ある時はタイ料理伝道師、ある時は、謎の工作職人「千春さん」

器用な人なので、楽しそうに、チャチャっと作ってくれました〜💖

あまりに嬉しくて、完成記念写真もパチっと💖

 

それにしても、最初の発泡スチロール箱(添付写真 砲汎韻姑△箸六廚┐覆

とてもお洒落で可愛い箱になったと、思いませんか💖

入口は、中々警戒して入らない猫たちのため、少し大きめに設計。
上部と横、違うタイプで作ってみました。

 

このhouse作りの際、もう1つ嬉しいことがありました。

近所のスーパーの魚コーナーに、発泡スチロールの箱がないか打診しに行った時のこと…

(たいていは、無料で分けてくれます)

 

応対してくれたのは、いつもムスッとした顔で、
刺身を陳列している店員さんでした。

大きな身体の男の人で、笑顔をみたことがありません。

私はちょっと気持ちが萎えながら、こう切り出しました。

「あの、発泡スチロールの箱がありましたら、
分けていただけないでしょうか」

すると、魚を切る大きな包丁を持ったままにこりともせず…

「箱はあるけど、外の倉庫(にある)そっち(お店の外に出て)
から回ってもらえますか」

「ハイ、わかりました。忙しい所すみません」と言って、
私は急いで外の倉庫に行きました。

 

店員さんが扉を開けると、発泡スチロールの空箱が
山のように積まれていました。

無言で幾つか取ってくれましたが、どれも大きすぎるのです。

やがて無表情で、「何に使うの?」と聞かれました。

「あ、あの…猫のハウスです。外にいる猫たちが寒くないよう、
作ってやりたくて。なのでもう少し小さくて、でもある程度幅と高さがあった方が」

全部言い終わらないうち、店員さんは倉庫の奥に消えていました。

しばらくガサゴソやっていましたが、戻って来た時、
ピッタリの大きさの箱を持っていて、
「これは刺身のツマだけが入っているやつだから、匂わなくていいです」
と、ぼそっと言いました。

嬉しくなって御礼を言うと、「ちょっと待って」と、呼び止められました。

何だろうと思って待っていたら、店員さんがビニール袋を手に戻ってきました。

「これ、良かったら。猫たちにあげてください」

渡された袋はずしっとしていて、よく見るとマグロの切り落としでした。

私はこの無愛想な店員さんの隠された優しさに驚き、
胸の奥がツンとして、涙がにじんできました。

「ご親切に、ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。
猫たちが喜びます」と言ったら、

「今日はたまたまありました」と言って、すぐ奥に引っ込んでしまいました。

 

店の外へ出ようとすると、別の店員さんが私を追いかけてきて、こう言いました。

「箱は夕方来てくれれば、毎日あります。アラヤ切り落としも、声かけて下さい」

 

私は箱を持ってスキップしながら帰ってきましたが、

嬉しさのあまり、心の中で100回くらい叫んでいました。

(今日は、なんて日だ!!)

 

暗いニュースが多い昨今ですが、
世の中、すてたものではありませぬ
💖

 

 

 

 

 

 

  • 2018.11.22 Thursday
  • 21:28