キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾30年前の思いを、イキイキと伝えてきたビー君の実例🐾

セッション前に、「(旅立って)どれくらいの期間、
アニマルコミュニケーションは可能ですか?」
という質問を多く受けます。

私は特に制約を設けていないので、
「あなたの愛する子に、聞いてみたいと思うことが強くあるなら、
何年経っても可能です」と答えます。

 

なぜ何年経っても可能かというと、「思念」の世界は、
時間と空間の制約を受けないという法則があるからです。

わかりやすい例をあげると、距離が離れていても愛する者同士、
思いが通じ合うとか、みんなの祈りが通じたというのも、
思念の世界のことをよく表しています。

 

私たちアニマルコミュニケーターは、セッション時、対象のどうぶつの写真、

名前、飼い主さんの氏名等で、繋がる子を特定します。

相手を特定した後、集中し、対象どうぶつの思念を感じ取っていくわけです。

どうぶつの場合は、飼い主さんとその子の絆を糸口にして、
本犬(猫に)に繋がっていくこともあります。

 

こんな風に書くと、半信半疑の思いを持つ方も多いと思います。
私も今では当たり前の世界ですが、未知の世界だった頃は、
「そんなこと本当にできるの?」と思っていたものです。

 

今日は、1989年に生まれ、2008年に旅立ったビー君の実例を通して、
そういうことが本当にあるのを、知っていただきたいなと思います。

ちなみに1989年といえば、昭和天皇が崩御された年で、長渕剛のとんぼという唄が
流行った年でもあります。(こうして書くと、かなり昔な気がします
💦

 

ビー君のセッションを依頼してきたのは、九州の自然豊かな都市にお住いの、Oさんです。
ビー君の前にも、実家にいる猫さんたちのセッションを、何度も頼んでくれていました。
彼女は2人姉妹のお姉さんで、今実家には、妹さんとお父様が暮らしています。
その実家に頻繁に通っては、外で暮らしていた猫たちの面倒をみているのでした。

 

Oさん一家は、ここまで大切にしてもらったら猫冥利に尽きるというくらい、
生きものを大切にするご家族です。

野良猫のボスだったK君を慣らして去勢し、白血病とエイズ陽性、口内炎も酷い彼を、
今は室内で手厚くお世話しています。セッション用に送られてくる写真には、
いつも、清潔でフカフカした物に乗ってくつろぐ、幸せそうなK君の姿があります。

O家にはK君の他に、K君の奥さん猫とその子供たちもいます。全員不妊去勢とワクチン接種をし、
広大な敷地内の納戸や離れに住んでいるのでした。

そんな猫さんたちのセッションも終わりそうなある日、Oさんはビー君の話しをし始めたのでした。

Oさんいわく、「ビーは、今の猫K達に比べると、昔風の飼い方(外に繋ぐ)だった。
そうであっても、当時はすごく可愛がっていたが、今から思えば、どう思っていたのだろう?
ということも多くある。ビー君は今でも、妹のNが思い入れの強い犬でもあるので、
旅立ってから10年も経つが、話を聞いてもらいたい」

 

セッション用にと添付された、ビー君の写真を見た途端、私の胸は懐かしさや
再び会えたという思いでいっぱいになりました。ビー君は、O家の人に、
ずっと会いたかった!その思いがひしひしと伝わってくるのです。

私は切ないような気持ちにになって、胸が熱くなってきました。
胸に手を当て彼の思いに集中すると、30年近い昔の、ビー君の姿が浮かんできました。
大きな樹木の根元に座る、後ろ姿でした、

ビー君はいつも、外からお家の中を見ていたのです。中の人の動向、人の気持ち、
色んなことを外から感じ取っていたと伝わってきます。自分の分はわきまえているけれど、
家の中に入れてもらいたいなぁという憧れも持っていたようです。
穏やかで愛情深い性格で、一途にO一家のことを思っています。

そうやって集中していると、あまり大柄ではない細身の男性2人が観えてきました。
1人は眼鏡をかけている。その2人がO家の男性2人(祖父とお父様)と感じます。
祖父の方は、ビー君からしたら、まさに一家の長。優しい方だったが、
同時に昔の方特有の厳しさもあったようで、その考えから、犬は外!人とは違う!
という線引きもハッキリしていたと感じます。ビー君もその秩序をよく理解し、
ちゃんと従っていました。

 

こぅやって伝わってきたことをOさんに確認した所、全て事実と一致しました。
Oさんは、SNSもブログもやっていません。ビー君が伝えてこなければ、
まったくわからないことなのです。

ビー君は他にも、同行したお花見、大きな川での水遊び、大きな公園、小高い山、
その山を縦横無尽に駆け巡る姿(リードナシで)等、楽しかった思い出を走馬灯のように
見せてくれました。そういう景色が落ち着くと、女の人と連れ立って、
夕暮れの畑の中を散歩する姿が見えてきました。

 

この光景が見えると、再び私の胸は切なさと懐かしさでいっぱいになりました。

ビー君に今でも思入れのある、妹のNさんだと、すぐにわかりました。

 

「ビー君は、とてもNさんのことが好きだったのね」と言うと、
とても嬉しそうに目を輝かせ、こう答えてくれました。

「Nちゃんは、Oちゃんと比べて、自分の気持ちをうまく表現するのが苦手なんだ。
だから、他の人からみたらわからなくても、実は傷ついていたり、人知れず
悩んでいたりということもあったよ。僕は、Nちゃんのそういう面を、
連れだって散歩しながら、一番感じてきたと思う。Nちゃんと僕は、本当に良い友達、親友だったね!
Nちゃん、僕のことを可愛がってくれてありがとう。僕は生まれ変わってそちらに帰るなら、
Nちゃんの犬になって、(家の中で)一緒に暮らしたいと思っているんだよ。だめかな?」

 

ビー君のこの思いも事実と完全に一致して、Oさんを驚かせました。

妹のNさんが今も思入れが強いと言ったわけも、ここにありました。

彼女にとってビー君は、そうやって人には見せない一面に、そっと寄り添い
癒してくれた唯一無二の存在でした。

 

ビー君は最期、病院で旅立ちました。その旅立ちに立ち会えなかった(間に合わなかった)
ことを、Nさんはずっと負い目に感じていたのです。それがセッション時に聞いた、
強い思い入れでした。

 

旅だって10年経ってもなお、ビー君はNさんのその思いを感じ続け、自分の思いを、
Nさんに伝えたくて仕方なかったのでした。

そんな思いが、私が最初に感じた、切ないほどの再会の喜びだったのです。

 

私は今でも、ビー君の話しかけてくる優しいエネルギーや、
樹の根元にきちんと座って家の中を見やる。その真摯な背中を思い出すにつけ、
涙を止めることができません。

 

強い思念、それも純粋な愛の思念は最強といえます。

時も空間も、軽やかに飛び越え引き合うのです。

 

ビー君とNさんの再会が、いつか結実しますように。

 

ビー君とOさんご一家に、感謝をこめて。

 

 

 

  • 2018.09.19 Wednesday
  • 21:25