キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾先住猫とご挨拶🐾

チビ猫を保護して、3週間が経ちました。

当初、まったく人を寄せ付けず栄養失調だったチビ…

駆虫がすみ、体つきはしっかりしてきました。

風邪の症状もようやくなくなったので、
近日中にワクチンを打ってきます。

 

そんなチビは、ケージで1週間→1部屋フリーにして2週間→
一昨日から全部屋フリーにしました。

ドンとは、1部屋フリーにする前から仲良くなりましたが、
くぅ(5歳女子)が当初嫌がったので、あまり会わせていませんでした。
チャー(推定7〜8歳男子。外出フリー)に至っては、
「新参者が来たんだな」の認識のままでした。

 

チャーは夏、毎朝ご飯を食べると出かけてしまうのですが、今朝は雨が降っていたので、
家に居ました。リビングでくつろいでいる時に、目が覚めたチビがやってきました。

 

初のご対面〜!

優しいモフモフオジサン以外の男子猫を見た、チビの反応です(写真1)

尻尾をブラシのように膨らませ、身体を横向きにし、さらに弓なりにしています。

これは、身体を大きく見せ、初めて会った相手を威圧しているのです。

チャーは家に来るまでの3年ほど、外の厳しい世界で生きて来て、
色々な猫と、戦っても来た猫です。遊び相手がほしくて、ウエルカムのドンの対応とは違います。

 

どうするかなと思って見ていたら、チビは勇ましく、やる気をみせました(写真2)
この時チャーはとても落ち着いていましたが、やはり成猫の男子です。

仔猫に向かってこう言っていました。
「おいおい、チビやるのかい!おまえなんか、片手で充分だぞ」

 

部屋の空気に軽い緊張が走ったかと思うと、助け船を出したのはくぅでした。

チャーの隣に並んだと思いきや(写真3)、「(私が)行くわ」と言って、
仔猫に歩み寄りました。この時、くぅはチビにこう言っていました。
「この猫は、家の長老なの。そんな(生意気な)態度はやめておきなさい」(写真4)

この時のくぅの態度はとても優しく、仔猫から視線を外し
(猫族が目線を合わせないのは、敵意がないというサイン)
自分が付き添ってあげるという気持ちを出していました。(写真5)

 

するとチビの方も、みるみる表情が和らぎ、
降参の印のお腹を出すポーズを取りました。(写真5・6)

この後そーっとチャーの方に近寄り、怖いながらもお尻の匂いをかがせていました。
(チャーに自分の情報を提供しているのです)

 

この一連の儀式が済むと、元々優しい性格のチャーですから、
すぐにOKを出してやったようです。

1日経った今、チャーのそばに行って振り向くと逃げ、また接近する、
を繰り返しているチビ。もう2〜3日も経てば、一緒に遊んでもらえることでしょう。

 

これは我が家の場合ですが、先住猫と合わせる時に大事なことを、少し記してみます。

先住猫のペースを第一に考えてあげる。そしてもし、
さっきのチビとチャー初顔合わせのようなケースでチャーが

チビを怒った場合、私たちは決して、チャーを怒ってはいけない。

これは、とても大事なことです。

「なんで、仲良くできないの!こんなチビに意地悪しないで!
大きな身体のくせに、なんて気持ちが小さいの!」

上記の言葉は、先住猫によく言いがちですが…
どれもNGということを、忘れないでいただきたいと思います。

 

自然界での猫は、単独生活の生きものです。単独生活者にとっては、
自分の縄張り内の環境が、自分の命に直結してきます。
何かあっても、群れ生活者の犬のように、仲間が助けてくれないからです。

家で暮らす猫にとっての縄張りは、家の中です。
自分の大事な縄張り内に、ある日突然見たこともない侵入者(新しい猫)が来たということは、
獲物(家猫はご飯をもらえますが)の取り分を脅かす存在、一大事なわけです。

 

ですから新しい猫を迎える時は、来る何日か前からきちんと説明してあげましょう。
そして最初は、すぐ完全フリーにしてはいけません。
(ドンのように、ウエルカムなら大丈夫ですが)新しい猫をケージに入れ、
先住猫がいつでも好きな時見に行って、相手の猫を知る時間を設けてあげます。

 

短くて2〜3日、長くて1週間くらいかけ、新しい猫と先住猫を慣らしていきます。
直接会わせて、先住猫が怒ってしまえば無理をせず、こう言ってあげてください。
「今日は、〇〇を許してくれてありがとう!偉いね、さすが。少しずつ慣れて、
全部許してくれると嬉しいな」

先住猫が今できることを認め、誉めてあげるのがポイントです。

 

元来猫は平和主義者です。なぜなら、本気でやり合い深手を負うと、
狩りが出来なくなってしまいます。それは単独生活者にとって、死に直結するからです。

猫同士の喧嘩の声がすごくて驚いてしまい、うろたえる飼い主さんも多いですね。
そして、「仲良くできないんだわ!!」と決めてしまう。

 

猫同士の喧嘩の声がすさまじいのは、その声やパフォーマンスを派手にして、
そこで止めておくという工夫でもあることを覚えておくといいでしょう。

そして大事なのは、飼い主さんが決めてしまわない。
飼い主さんの気持ちや心理状態は、ダイレクトに猫へ伝わり反映するものです。

 

それにしても、今回のことでお株をあげたのは、くぅです。

チャーとチビの間を取り持って以来、我が家では

「さすがのくぅちゃん!」と大絶賛の嵐なのであります。

 

ちょうど、くぅの大好物のホタテを切らしてしまっていました。いつもなら、
「入荷するまで待って」などと言うのですが、
嵐の中、数軒回って調達し、くぅに献上した次第です。

 

ちなみに計算したら、1個数百円!!

人間のおかずは、鯵の干物でしたの(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

くぅちゃん、絶賛の嵐💖

 

 

 

  • 2018.08.08 Wednesday
  • 23:09