キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

最近のご質問について…

最近のご質問について…

 

先月、拙宅で開催したチャリティイベントにいらした方から

「トイレに飾ってある猫のイラスト」について、
数件お問合せがありました。

それとは別に、セッション時によく聞かれるのが、

「なにか(猫関連で)お勧めの本がありますか?」です。

 

そこで、他の方にも役立つかと思い、まとめてご紹介いたします。
 

 

☆猫のイラスト

フランスの芸術家、ジャンコクトーの絵です。とても多彩で、
多方面にわたって活躍した人ですが、ご本人は、詩人と呼ばれるのを好んだそうです。

 

私は絵の専門的なことはわかりませんが、彼の描く清潔な、
柔らかくも凛とした線、そしてなんといっても、小粋でお洒落な雰囲気が大好きです。

猫を描く方はたくさんいますが、私はコクトーの猫が一番好き💖。

 

絵葉書収集家の私ですから、彼のイラストは、他にもたくさん持っています。

鳩の絵も、同時代の巨匠と言われる画家が描く鳩よりずっと好き💖

 


☆猫のお勧め本

以前、猫がタイプライターで打ったという形式で、人間の家を
乗っ取るまでのことを書いた「猫語の教科書」は、ブログでご紹介しました。

ポールギャリコの作品です。彼の作品は、全て大好きです。

中でも「猫語の教科書」は、全猫好きに読んでいただきたい。

プレゼントにしても、喜ばれます。

ユーモアと知性に溢れ、実に小気味よく…そしてなにより、

猫への愛に溢れた作品です。

 


私が最もお勧めなのは、「さすらいのジェニー」。

ある日交通事故にあった少年が、1頭の野良猫の雌に化身して、
再び目覚めるまでの冒険物語です。

主人公の少年と一体化したジェニーという雌猫を通して、女性の持つ
母性や本当の愛が描かれています。同時に野良猫として生きる苛酷さも、
きちんと描かれているのですが、単に可哀想という視点の動物愛は、微塵もありません。
気高さと優しさ、生きものの尊厳に満ちています。ポールギャリコの
動物に対する真摯な姿勢や視点が、ふんだんに散りばめられた作品。
長編ですが、読むに値する作品です。

 


最後に、猫ではないですが、もう1冊。

「雪のひとひら」

ある日天からひらひら舞ってきた雪の一片ひとひらが、地に降りて水滴となり、
ある時は動物と、ある時は川に合流して旅をし、最後は大海原に辿りつく。

そして、大海原に還っていく。その壮大な物語です。

ポールギャリコがたった1粒の水滴にこめた優しい視線は、
私たちが孤独に陥った時、そっと包みこんでくれます。

思いやりと慈悲に溢れた、純粋で美しい物語です。

 


こうして書いていたら、また、ジャンコクトーやポールギャリコの世界に

浸りたくなってきました。

現実世界にちょっと疲れた時、気持が沈むとき、私を慰め癒し、充電してくれる。
そんな素晴らしい、イラストと書籍のご紹介でした。

 


まだの方は、是非💖

 

 

 

 

 

 

  • 2018.06.04 Monday
  • 10:49