キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

オカメインコ 若君の実例

犬や猫とのアニマルコミュニケーションを受け入れても
鳥と話したというと、信じない方も少なくないと感じています。


自分に馴染みがない生きものだから信じられないのか
学校で習った進化論が頭にこびりついていて
鳥類は、下等な生きもの=感情も原始的と思えてしまうのでしょうか・・・

そんなことはないという証拠に協力してくれるのは、
我が家の猫がお世話になっている猫専門医院に居る、
若君(オカメインコ 男子 10歳)です。

去年の春ごろだったと思うのですが、我が家の猫の診察中
事務室の方から、オカメインコの鳴く声が聞こえてきました。
S先生は、保護猫2頭と暮らす大の猫好きで、クリニックは
猫とウサギが主な患者なのです。
「先生、今度鳥を迎えたの?それとも患者さん?」と私が聞くと
先生は声を潜めて言いました。
「病院の鳥になったの。家には猫がいるから連れて帰れないし、
前も病院で飼われていたから、ここでいいかと思ったけれど…
実はね、話せば長くて」と。

その、長い話はこうでした。
S先生のお知り合いの獣医師が、身体をこわしたかで病院をたたむことになり
大切にしていた、若君というオカメインコも諸事情から手放さなきゃになり…
S先生に、白羽の矢が立ったとのこと。
S先生は、小さいどうぶつが特に好きなので、病院内で暮らしてもらうという条件で
譲り受けたのでした。

S先生の所に来て、今日でちょうど一週間。
若君は、なんだか元気がないように思えるとのこと。
「元の飼い主さんの所に戻れないのが淋しいのかしら?
ちゃんと説明した方がいいかな?ちょっと、彼の気持ちを聞いてもらえたら」
S先生は、アニマルコミュニケーションにも理解があって、
私のHPの対談コーナーにも出て下さった方。

先生に聞かれて、ドアの窓越しに、若君をのぞいてみると、途端に彼の気持ちが
伝わってきました。
とても強く伝わってきたのは、淋しくて仕方ないという気持ち…
その淋しさに焦点を合わせてみると、男の人の肩に乗って
得意げに鳴いている姿が見えてきました。
今度は、その得意げな気持ちにフオーカスしてみます。

すると、仕事をする誇り・注目される気持ちよさ・賞賛という言葉が
浮かんできました。
そこでS先生に、今観えてきた光景と、受け取った気持ちを伝えました。
すると驚いて、前の病院では、確かに注目される存在で、いつも先生と一緒で
そんな風に肩に乗って、診察に加わることもあったと。
「前の飼い主さんの所へ戻れないことを今言ってしまうと
落ち込んでいる彼には二重のショックだから、今は言わないでおいて。
とにかく、仕事をしてもらうことが大事かと。仕事をあげて
誇りや楽しみを感じるようになって…自分がここになくてはならない存在だと
実感できれば、若君は再び輝きだすと思います」
そうお伝えしました。

それから何か月かしてS病院のドアを開けると、ものすごく威勢のいい
「ピー♬ピーッ♬ピ――ッ♬」という声と共に、見違えるほど元気になった
若君のお迎えを受けました。

S先生は、笑いながら深々と私に頭を下げて
「うちの看護師長の若でございます」と、紹介してくれました。
そのイキイキした姿と歌い上手な彼に感激して、私は言いました。
「先生、看護師長だけではもったいないから、メロディ部長も任命してください」と。

先日行った時も、看護師長&メロディ部長は健在で、超ご機嫌で、歌っておりましたの。

  • 2016.03.06 Sunday
  • 00:12