キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

亡くなった猫さんからのメッセージ


 猫式さんで行ったミニセッションの、実例をご紹介します。
 
ミニセッションの日は、台風が直撃!っていう雨の真っただ中でしたが
「電車が動いていれば行きます!」という方たちばかりでした。
暴風雨の中お越しいただき、ありがとうございました。
 
猫さんからのメッセージも、雨風もろともせずという飼い主さんのお気持ちにふさわしいものでした。
 
ご紹介するのはKさまの白猫Kちゃん。
2010年に他界してから、ずっと伝えたかった、5年越しのメッセージです。
 
 
Kちゃんの経歴と、今回のご質問内容を記します。
 
遊びに行った観光地の駐車場で、生後6ヵ月くらいのKちゃんと出会う。実家にいた猫さんにそっくりだったのと、
場所的に危険だったので、保護。
近場の病院に駆け込んで診察してもらい、そのまま一緒に連れ帰りました。
それから15年、女子2人の仲睦まじい暮らしでした。
 
ご質問は…
*いまだにそばに置いているお骨はどうしてほしいか?他の猫が嫌いだったので、一緒のお墓では嫌かな?
*一人暮らしの期間が長かったから、お留守番の時間も長くて寂しい思いをさせてごめんね。
病気にも、もっと早く気がついてあげられたらと、そこも謝りたい。
 
Kちゃんの印象は…
 
お喋り 気難しいところがある 甘えっこ マイペース 情愛深い自分だけをみてほしい 孤独が好きでマイペース
 
Kちゃんとコンタクト取ると、頭の左上(ちょうど左の肩のあたりに)ふわふわ居ることがある。遊びにきがてら、
そろそろこちらに戻ってこようかなと思っているのだけれど、お姉ちゃん
(Kさんのことを、とっても可愛い口調で、お姉ちゃんと呼ぶのです)のところは空いてないのねと。
 
「KちゃんはG(今いる猫さん)ちゃんと一緒は嫌?」
「嫌ってわけじゃないけど…あの猫と私じゃあまりにタイプが違うし。でもあの猫は、いい猫!私と違って神経質じゃないから、
今のお姉ちゃんのライフスタイルに合っている。今のお姉ちゃんのスタイルに私がいたら、
お姉ちゃんは、人が来るたびに気を遣って大変だわ。私も、いつもどこかに避難してなきゃだしね」
 
「Kちゃんがお姉ちゃんと2人で暮らしていたころの思い出、聞かせてくれる?」
こう聞くと、目の前に風景が現れた。
窓があって、Kちゃんは2階のような高い所から、その窓越しに外を眺めている。
いつもそうやって外を眺めて、Kさんを待っているのが好きだった。
「ずっと1人でお留守番していて寂しくなかった?」
「お姉ちゃんとずっと一緒にいられないのは、寂しいこともあったけれど…私には1対1の静かな生活が向いているの。
だからお姉ちゃんと2人で、誰にも邪魔されないで、とっても幸せだった」
 
そう言ったあと、べったり甘えている様子を見せてくれた。抱っこされたり膝に乗ったり…家にいる間は、
常にKさんの手の届く範囲にいるような、いわゆるべたべたの猫さんだった。
 
「病気のことだけど、早く気がつかなくてごめんねって」
病名はお聞きしていませんでしたが、泌尿器系が気になって仕方なかったので、腎不全かと。
Kさんに確認したら、やはり腎不全でした。老齢の猫には多い疾患です。闘病期間も一、般的に長い傾向があります。
 
「いいの、いいの。お姉ちゃんはずっとそのことを気に病んでいるから、それを言いたくて今日きたの。
あの病気は、ゆっくりゆっくり進むから、私だって、だるいなあって思ったのは、お姉ちゃんが病院に連れて行ってくれる少し前。
だからお姉ちゃんのせいじゃないし、その後2年間、本当に頑張ってくれてありがとうと言いたい」
Kちゃんが言う頑張りとは、Kさんご自身が、身体に良いものを取り寄せたり、治療も自分でできることは積極的に関わってやっていた。
そのことを言っている。
 
「お骨はどうしたい?」
「お姉ちゃんは、そろそろ私のことから解放されるべきだよ。私はどんな風にしてくれても、こだわってない。
ただ記念ていうか、私の象徴って意味で、骨の一部でペンダントとか…そういう形で残してくれたら、お姉ちゃんも私もよいと思うな」
 
最後に何か伝えたいことありますか?
「私と暮らしている間、お姉ちゃんは仕事の面でハードだったし、人間関係でも自分の思いと違ったり
すれ違いが多かったり…とても大変そうだったけれど、お姉ちゃんは本当によく頑張ってくれたよ。
そして、そこに私がいるから乗り越えられたって思ってくれて、私は嬉しかった。本当に、絆の深い私たちだったね。
私はそのことを今、とっても誇りに思っている。お姉ちゃんにあの時助けてもらわなかったら、もともとない命だった、
私は車にぶつかって死んでたよ。助けてくれてありがとう!って、このこともちゃんと、誰かの口を通して伝えたかったの。
またいつか一緒に暮らしたいな、その時は、できなかったことをしようね」
ここまでKちゃんは一気に喋っていましたが、少しずつエネルギーが遠のいていく感じがあって、
ああ、もう行ってしまうなとわかりました。
 
そして最後に、2人にしかわからないことだと言って、こう付け加えました。
「お姉ちゃん、幸せになってね」
永遠にお姉ちゃんの猫Kより。
 
このミニセッションは、ちょっとしたエピソードがあります。
実は今回は、今Kさんが暮らしているGさんのセッションだけだったのです。
 
Kさんは、どちらも頼もうか迷っているようでした。でその迷いの質は、コミュニケーションに対しての信頼度だなと感じたので
、私も無理に2枠お勧めしなかったのです。
 
ところが現在の猫Gさんと話し終わると、どうしても先代猫のKちゃんが気になって仕方ない。
で、急きょKちゃんもお話しすることになったのです。
 
アニマルコミュニケーションを信じていなかった方に限って、その分驚きも多いようで…
Kさんも、途中何度か涙ぐんでいました。
言葉の端に2人にしかわからない微妙な言い回しがあって、そこを思い出して懐かしんでいるのが、
私にもすごく伝わってきました。
 
Kちゃん5年越しで言いたかったこと伝えられて良かったね。
通訳に選んでくれて、私もとっても光栄でしたよ。
どうもありがとう!


 
  • 2015.09.11 Friday
  • 15:58