キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾ペットの同行非難について🐾

この度の九州を中心にした集中豪雨の被害に遭われた皆さまに、

心から、お見舞い申し上げます。

 

今や日本は、地震を含む自然災害の被害に、
どこに住んでいても、被災する可能性が出てきました。

決して遠い他人ごとではないと痛感している方が、ほとんどでしょう。

 

そんな中、一昨日のニュースで、川に取り残された女性を

海上保安庁の救命隊員が、間一髪というタイミングで救い出す映像が流れました。

主要メディアの多くが、ニュースに取り上げていたように思います。

個人の保護のためか、女性の胸部から上はモザイクがかかっていましたが、

彼女の胸には、あきらかに、小さなどうぶつが抱っこされていました。

 

救命隊員は、自分も流されそうな濁流の中女性の元へ行き、

見事としか言いようがない手さばきで、女性を固定します。

そして上空でホバリングしていたヘリコプターがどうぶつと一緒に
引き上げてくれたのです。

その見事な技術、隊員の方の使命感と勇気は、動画を見ていただけると

わかります。本当に、ありがたくて涙が出ました。


★海上保安庁の究明隊員による救出動画

https://www.youtube.com/watch?v=w_a0JcaD-RU

 

翌日になって、SNSなどでは女性が胸に抱いていたのは猫だった、

海上保安庁の職員さんありがとう!という記事が多く流れていたのですが、

肝心のテレビを中心とするメディアは、そのことに触れていないのです。

海外なら、トップニュースで扱っているでしょう。


不思議に思って調べてみたら、猫を(猫でなくともどうぶつたちを)助けたことがわかると、

一部の人たちから、批判が寄せられる懸念があるからと書いてありました。

その理由が全てではないでしょうが、大きなウエイトを占めていると、私も感じます。

「人間も大変な時に、どうぶつなんか助けて」というお決まりの文句を、
メディアは怖れたのでしょう。

 

どうして日本は、いつまでたっても、こんな風にどうぶつ後進国なのでしょう。

今の日本は、ペットを主役にした番組が、ゴールデンタイムにいっぱい流れています。

可愛い子犬や子猫、オモシロペットが視聴率を稼げるからですね。

そうやってマスコミは、ペット業界を盛り上げているのです。

一方粗悪なペットショップや幼いうちから親と離し、抱っこ商法で売る業者の規制は、

ほとんど進みません。

そうやって、マスコミはペットで稼ぎ、政治はだんまりです。

そのくせ、避難となると、ペットは置いていけ!(ペットは入れません)

そして批判をする人に気を遣って(批判を怖れてか)どうぶつも助けられたことは

取り上げません。

本当に心外で、悲しくなってきます。
 

東北大震災の時も、こんな考え方で、どれだけのどうぶつが置いていかれ、
どれだけの飼い主が涙を流したでしょうか。

 

もちろん、どうぶつが好きではない人がいることも事実です。

でも命に、個人の好みで線引きをするのは、人として恥ずかしいことです。

どうぶつは仕方ないという考えを許すなら、老人は仕方ない、
障がい者は仕方ない、幼児は仕方ないという、人の線引きをすることに繋がっていきます。

 

ここ数年毎年のようにおこる災害に備えて、動物愛護センターを活用できないかと、

個人的にはずっと思っています。

私の住む横浜のセンターをあげるなら、私たちの税金をふんだんに使って、
ものすごい豪華な設備の施設があるのです。(ほとんど知られていませんけれど)

 

3階建て、敷地10560屐犬は70頭、猫は120頭(それぞれ個室)が
収容可能ということですが、私が見学に行った4年前は、
どこの房もガラガラ、広い施設内は閑散としていました。

(添付写真は、横浜愛護センターHP掲載からお借りしました)

★横浜市動物愛護センター

https://www.animaldonation.org/blog/facilities_report/1238/

 

敷地内にテントなど併設してペットと飼い主の同行避難所に使えば、
相当数収容可能と思います。

場所も、横浜の愛護センターの場合、駅から25分、
緑豊かな山合にありますから、お散歩だって快適、
コロナ関連の3密ともほど遠いです。

 

もしペットの災害救助にお金が必要なら、「ペット救助税」
という枠でも設けたらどうでしょう。

徴収されてもかまわない人は、たくさんいます。

そんなことを思いながら、濁流と豪雨のニュースを見ていました。

 

こちらは、募金や寄付ができる団体等をまとめたページです。

https://note.com/shin58/n/n130a3536ce6b

 

人もどうぶつも、全ての命に等しく優しい社会になってほしいです。

横浜愛護センター

 

 

 

  • 2020.07.08 Wednesday
  • 21:05