キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

🐾小さいころの性格が変わってしまって、不妊手術にも連れて行けない(モモさん三毛猫 3才)その理由を知りたい 実例ご紹介🐾

三毛猫のモモさんが、いつの頃からか性格が変わってしまって、
不妊手術にも行けずに困っている。
今では頻繁に発情が来て、その度あちこちで粗相(オシッコ)をし、
鳴き声もかなり激しい。そのすごい鳴き声を聞くたび、
気難しい所がある母猫のルル(サビ三毛)さんが情緒不安定になってしまい、
そちらも困っている。

 

そんなご相談が、Mさんという方から寄せられました。

完全室内で暮らす、若い健康な雌猫の発情を知っている人なら、
よく分かると思いますが、これは一刻も早くなんとかせねば!
と思う激しさなのです。

M家でも、意を決した旦那様が、モモさんの捕獲を試みたそうですが、
小動物のように天井まで駆け上がり、人も大けがをするというくらい
逃げ回ってしまったそうです。それ以来、旦那様の足音がするだけで逃げてしまう。
キャリーバックを出せば、2日くらい姿を見せなくなってしまう…
そんな日々が続いているというのです。

 

モモさんの以前の性格を聞いてみたところ、小さいころは好奇心旺盛で、
ママ猫とも仲が良かったそうです。

親離れが始まったころからか、高い所にある天袋などに隠れるようになってしまった。
また物音にも敏感で、1度だけペットシッターにお願いしたら、
留守の間(4日間)一度も顔を出さなかったそうです。

 

そもそもM家に来たのは、保護猫のくぅ君(パパ長毛4歳)と、
同じく保護猫のルルさん(ママサビ三毛4歳)を貰いうけたのが始まりでした。
その2頭から産まれたのが、モモさんと兄弟猫君たち。
今、男の子達は里親さんにたくして、幸せになっています。
子猫を1頭残したくて、モモさんにしました。パパ猫、ママ猫共に去勢不妊手術を済ませ、
仲睦まじく親子3頭で暮らしていたのですが、気がついたら前記した状態になっていたというのです。

 

Mさんとしては、完全室内飼育で可愛がり、ふつーに日常生活を送って来たのに、
なぜこんなことになってしまったのか…理由がわからないと言います。

今では、モモさんに触れるのは発情が来た時だけ(発情による、すりすり)というのです。

どうしたらいいのか…途方にくれ、アニマルコミュニケーションを申し込まれたのでした。

 

早速リーデイングして感じた、モモさんの印象を記していきます。

とても可愛らしく女の子らしい容姿(添付写真の通り)。
敏感、いつも用心しビクビクしている。
三毛猫特有とも言える賢さ(学習能力をもっている)がある。
生後7〜8カ月(成熟し、最初の発情がくる年齢)で、
本来(今現在)の性格が出てきた。これは元々の性格(パニックになりやすい)プラス、
ママ猫とそりが合わないことから来ている。モモさんからみたら、
自分はライバル視されていると感じている。本来猫は、ある程度の年齢になるとみな巣立つのだが、
完全室内飼育で巣立てず、モモさんの不妊手術がすまないもので、
余計合わない感が増幅されてしまった。
ママ猫のルルさんは、元来女っぽい性格で、パパ猫くぅ君との絆も深い。
いくら娘といえども、成長し、不妊していない同性猫がいること自体、憂鬱の種になっている。
くぅ君は、どんな猫とも仲良くするタイプなので、余計面白くない。
モモさんとしては、そんなママ猫との衝突を避けるため、
天袋などの高い場所にこもるようになった。

 

モモさんから感じる印象で、大体のことがわかってきましたが、
モモさん本猫の口から
確認しないといけません。

そこでなんとかコンタクト取ろうと頑張りましたが、シッターさんが来ても
4日間出てこない筋金入りの人見知りです。

最初は話しかけても気配を消していました。場所の見当をつけて話しかけても、
「…」無言の時間があり…急に近ずかないことを約束し、ようやく話してくれたのでした。

 

「性格が、急に変わってしまったのはなぜかしら?」

「私、そんなに変わっていないわ。小さいころから怖がりで神経質な方だった。
でも小さいころは男の兄弟がいて、その2頭に紛れていられたし、
私自身もわけがわかっていなかったの」

「隠れちゃうのはなぜ?」

「今だってそんなに、隠れているつもりはないけれど、
私は一度経験したことは忘れない方なの(学習能力が高い)
それにお父さんとお母さんは、いつも私を捕まえたい!なんとか慣らしたい!
人懐こい猫にしたい!という気持ちを前面に出して、私を見ているでしょう。
私はそういう目で見られただけで察知して、緊張しちゃうタイプなの」

「ママ猫ルルさんのことはどう思っている?」

「怖いから、嫌だわ」

「どんな風に?」

「猫の世界は、子育てが終わると女同士は敵だって言うの。
それにくぅのことを好きだから、私を排除したがってる感がすごい」

「なるほど。ルルさんは母親というよりも、女性としてモモさんを見ているわけですね。
よほど、くぅさんのことが好きなのね」

 

セッションが終わって、くぅ君の写真を見せてもらったところ…
私は、ルルさんの気持ちが分かる気がしました。
添付写真の通り、パパのくぅ君はそりゃもうイケメンの猫君です。
そして誰にでも優しいタイプ。そこが、ルルさんにしたら、余計面白くないというわけなのです。

 

残された道は、一刻も早くモモさんの不妊手術を済ませ、
ルルさんがモモさんを追いやる原因をなくすことです。

そこで唯一触れる発情中にケージ(その前から組み立てておく)内に誘導し、
ケージに入れてしまう。そこからネット等を使ってモモさん捕獲し、
病院へ連れて行き、発情がおさまるまで入院して手術をすませる。
それしか、手立てはないことをお話ししました。

(素手で捕まえることはしない。広い場所で、追い詰めることもしない)

こうなったのは、もちろん、Mさんたちの接し方がわるかったわけではなく、

モモさんとルルさんの性格、そしてルル君の存在と猫同士の組み合わせにあるからです。

 

理由を知って、今までの推移と一致したことで心から納得されたというMさん。

猫の発情は冬から春が一番ピークなので、計画をたてなんとか頑張ります!とのことでした。

 

今回は、どうぶつの親子でも同性間の嫉妬からくる不仲があることを示してくれる

わかりやすいケースでした。

親子間でなくとも、同じ犬種(猫種)同士、似た外見同士、似た名前同士、

さまざまなケースで、嫉妬からくる不仲はたくさんあります。

 

どうぶつたちも私たち人間と同じ感情があるということが、
よくわかる問題だと思います。

嫉妬の感情は強いものなので、放っておくと健康を害しかねないのも、
私たちと同じです。彼らの苦しみを知って、適切な対処をしてあげたいものですね。

 

貴重な実例の掲載を許可してくださったMさんとモモさん、
ママ猫のルルさんとくぅ君に、感謝いたします。
M家に平和が訪れますよう、祈ります💖

 

長文お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 2020.03.31 Tuesday
  • 23:17