キキのテーブルのブログ「4×6 -4つの目、6本の足-」

1人暮らし

今まで1人暮らしをしたことのない私が、
この年齢(
50代)になって、
初めて1人になりました。

 

かれこれ3か月前のことです。夫のヒロちゃんから、
定年前に辞めたいと、
突然、言われたのです。

私は、その時、すぐにOKしました。

札幌に住むヒロちゃんの両親は94歳と92歳。そばには彼の姉と姉の子(甥っ子)
もいるので安心なのですが、
1年先、2年先に親が元気とは限りません。

正直言って、会える時に会っておいた方がいい年齢です。

 

元々私は、ヒロちゃんの出世や地位や名誉には一切こだわらない性質で…
自分自身もそうですが、好きな仕事、誇りを持てる
(社会的、対外的にではなく、自分自身に)
仕事をしているのが一番と思っているのです。

そしてヒロちゃんが、定年前に辞めたいという、
その理由がまさにそういうことだったもので、
即座にOKしたのでした。

 

OKした後、「生活はどうするんだとか、次の仕事はどうするんだとか」、
ゴニョゴニョ言いたくなりましたが、ぐっと飲みこんでやせ我慢していましたら…
「札幌(親元)に
2ヵ月か3か月帰りたい」と、お願いされました。

2〜3ヵ月というのは、公務員の場合、天下りを防止するため、
次の仕事まで、2〜3ヵ月、間を空けるのが常だそうです。
もちろん、天下りなんかできるのは、今テレビに出ている一部のエリートだけで、
ヒロちゃんのような下々は、天下りなんかできませんけれど。

でも下々も、それが通例なのだそうです。

 

そんな経緯があって、1人になりました。

「お義父さん、お義母さんの元には今帰ってあげて!」と勇ましく言った時、

2つも誤算がでてくるなんて、私は夢にも思っていませんでした。

 

1つ目。

公務員は、失業保険を貰えないのであります。
つまり、ヒロちゃんがいない間、帰ってきても仕事が決まらない間、
我が家は定期収入がないのであります。

「ヒェー!!知らなかった」

 

2つ目。

私は1人が平気と思っていました。というよりも、今までは平気だったのです。
私は元来、単独行動が好きなタイプで、どこへ行くのも友達と一緒!
というタイプではありません。
1週間くらい人と話さなくとも平気だし、
好きな本や画集があれば、想像(妄想か
(^^))と空想の世界に浸っていられます。

最近は目の劣化著しいいので、本はあまり読まなくなりました。

その代わり、素敵な絵ならいくらでも観ていられます。

フェルメールやレンブラント、日本なら、速水御舟や田中一村が好き💖

 

ところが、ところが…ヒロちゃんが2か月帰ってこないと思ったら、
心細くなりました。そして帰る間際になったら、メソメソしたであります。

これには、自分でも心底驚きました。

人間は、本当にわからないものです。

 

実際、居なくなってみると…

3〜4日は、さすがに、しゅんとしていました。

ところが1人の生活1週間目、もう、慣れてきたではないですか!

それがいいかわるいかわかりませんが…
夫を亡くした高齢の女性が元気そうにしている、あの感じ、
なんだかわかる!そんな気分になってきたのです。

 

そしてやはり思うのは、猫が居てくれて本当によかった!!です。

猫たちは、それぞれ何事もなかったように、涼しい顔して過ごしています。

ちょっと意識を向けると、ドンとくぅからは淋しい気持ちが
伝わってこないこともないですが…そこは、さすが猫。
犬のようにじっと待っている、そんな素振りは全く見せないもので、私も気が楽です。

 

あ、もう1つ良かったことが…

私は肉を食べませんが、(北海道育ちなので、魚は食べます)夫は肉が大好きなのです。
食べないと言っても、外で出されれば食べます。夫に強制する気もありません。

それでも肉の塊がダメで、触るのは勇気がいるのです。
(料理され、原型がなくなれば平気です)今こうして
1人暮らしになったら、
ヒロちゃんに気を遣って作る必要がなくなりました。

1人で外食するのは好まないので、家で自分の好きなものを好きな味付けで、

作って食しています。

これはもう、すごく気楽で、清々しい!!

 

1人×3頭、時々7頭(ご飯あげている外の猫)のこの生活は、
果たしていつまで続くのか…

今日はヒロちゃんが好きな、ドンの足の開き写真と、
くぅの家政婦は見た写真を送ってあげました。

天気が良かったので、私は買ってもらったリュックと帽子で、散歩に出かけました。

その時撮った花の写真も送ってあげましたが、返事がありません。

 

どうやらあちらも慣れて、1人暮らし(親とは一緒ですが)を満喫しているようです。

 

続く…

 

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ドンのデカイ足💖

くぅの家政婦は見た!

優しいチャー💖

 

お散歩用リュックと帽子

  • 2018.04.20 Friday
  • 00:56

🐾突然仲が悪くなってしまった猫たちの実例🐾

今日は、2月にCat CafeMiysisで行ったミニセッションの
実例をご紹介いたします。

 

猫は、犬に比べて手間がかからないイメージがあり、
最近の猫ブームも手伝って、か、2頭目3頭目を迎えているお宅も
珍しくないと思います。

数が増えれば、人間と同様、猫間の問題や悩みが出てくるものです。

 

問題が起きた時、「ああ、増やさなければよかった!」と後悔するのではなく、
「なぜそうなったか?」の原因を知ってあげることは、とても大事です。

 

今回の実例は、仲が良いとは言えない三毛さんと茶トラ君です。
文の中に、仲が良くないきかっけとなった原因がズバリ出てきますので…
猫と暮らす方は、そこを考えながら読んでいくと参考になるかと思います。

 

それでは、ご相談内容から記します。

チンク君(茶トラ 7歳 男子)はMiysisに兄妹で保護され、
店内で里親募集をしている子猫でした。飼い主のHさんは、
チンク君より1歳年上の三毛猫、チルクムさんを、すでに
Miysisから迎えていました。

1頭では淋しいだろうと、当初黒い仔猫を迎えたのですが、
急病で亡くなってしまったのです。その仔猫の後にやってきたが、チンク君でした。

 

チルクムさんとチンク君は、当初から特別仲が良くはなかったそうですが、
一緒の部屋にいることは出来たそうです。

ところが、2014年の夏にチンク君が2週間ほど入院して自宅に戻って以来、
突然、2頭の仲が険悪になってしまったというのです。

 

誰が見ても、じゃれているとか、遊びがエスカレートしたというものではなく、
真剣な取っ組み合いとのこと。

「どうして、急にそうなってしまったのか?」
チンク君に聞いてほしいというのでした。

 

コンタクト取ると、チンク君は退屈そうな感じで、1人ポツンとしている姿で出てきました。
彼の印象は、甘えん坊で淋しがり。ビビリな所もある猫君と伝わってきました。
自信がない感じもしますが、他の子と仲良くできないタイプではありません。
逆に、友達がいないことに淋しさや不満を感じているようです。

 

私が自己紹介すると、早速、その点について喋り出しました。

「まずさぁ、僕の気持ち、ちゃんと伝えてくれる?」と、上目使いで私を見やって…
「間違って伝わっちゃうとさぁ、またあのおばさんが怒りだしちゃうんだよ」

「わかりました。ママにちゃんと伝わるよう、努力しますね。
でも、一緒に暮らしている猫を、おばさんと呼ぶのはどうかと思うけれど…

チンク君だって、おじさんなんて言われたら、嫌じゃない?」

あっさり認めたチンク君。「それはそうだね!だけど、名前の響きが似ているだろう?
だから、初めての人(私のこと)に、違いがわかるかなと思ってさ…
なんかね、間違いやすいんだ、僕たちでも」

 

チンク君の話しを聞きながら、思い当たることが浮かんで聞こうとしたら、
ズバリ同じことを言ってきました。

「ママ達は急に仲が悪くなったと感じてるけど、そうじゃないんだよ。
最初ね、お互いカチンときたきかっけは、名前(名前の響き)なんだ。
僕は、あっ!自分が呼ばれたのかなと思ったんだけれど、あちらも自分!と思ったんだ」

「なるほど。名前の最初がチだし、響きも似てるものね」

「僕はMiysisで、兄弟たちと遊んで育ったからね。だから最初は、
仲良くしてもらいたいと思っていたんだ。呼ばれてお互い私!(僕!)と勘違いしても、
それはそれで、気にしないようにして近寄っていったよ。遊ぼうよって!
でもあちらは、僕の態度が、なれなれしくて生意気と思うみたいなんだ。
そんな風に思われれば僕だって、なんだか気難しい頑固なおばさんだなって…
まあ、段々と、そんな風になってしまったんだよ」

 

「そうですか、よくわかりました。最初、気まずい感じになったきっかけは、
音の響きが似ている名前だったのね。でも、最初のころは一緒の部屋に居れたのに、
君が入院して帰ってきたら、それもダメになってしまったのでしょう?なぜ?」

「うーん、僕にはよくわからないけれど、多分…ずっと気にくわないと思っていた
僕がいなくなって、あちらはせいせいしたと思うんだ。結構長い期間いなかったからね。
やれやれ、と思っている所へ、他の人や他の動物の匂いをプンプンつけた僕が帰ってきたもので、
今までくすぶっていた感情が、バンと表面化したんじゃない」

「なるほど…今まで気にくわないなと思いながら暮らしていた相手が、一度いなくなって、
スッキリしている所に戻って来た。そうしたら、余計気にくわない感じになっていたってわけね。
そりゃあ、ハッキリしたところがある三毛猫なら、もう我慢ならないってなると思う。
女の子は、人もどうぶつも、嫌なものは嫌ってなりがちなのよ。チンク君も大変だったのね」

 

慰めると、初めて嬉しそうな顔になったチンク君。
こちらを見ながらコーナーに頭をこすりつけ、嬉しい気持ちを示してくれました。

「チンク君的には、どうしたら、少しでも緩和されると思いますか?」

「それはチルクムに聞いた方がいいとおもうけれど…独占欲が強くてプライドも高いから、
ママ達がチヤホヤして誉めてさ、僕のこと許してあげて、認めてあげてって、根気よく説得してやってよ」

 

この結果を知って、読んでくださった方はどう思われたでしょうか?

 

H家のご相談内容は、どこのお家にも起こり得ることなのです。

チンク君とチルクムさんは、名前の響きが似ていることが最初のきかっけでしたが、
柄が似ている子同士、性質が似ている子同士でも、自分と相手を比べてしまう、
対抗意識を持ちやすいという点で、同じようなことが起こる可能性があります。

 

つい先日も、ナナさん(9歳)という先住猫の居るお宅に、ルナ(10歳)
という名の新入り猫さんが来ました。新入り猫さんは、独り暮らしの高齢者が
とても大事にしていた子だったのですが、施設に入ったことで家を失うことになりました。

彼女を迎えた方は介護職員で、全ての事情を知ったうえで手を差し伸べました。
ルナさんは1人になることもなく新しいお家に迎えられ、こういうケースの中でも
恵まれた猫といえるでしょう。

 

ところが、ルナさんがナナさんを意地悪するように(飼い主さんからみたら)なってしまったのでした。

彼女の場合も、似た響きの名前で混同しやすかったことに加え、行き場ない気持ち、
大好きだったおばあさんと別れた淋しさや悲しみの気持ちですね…
それが、爆発してしまったのでした。なんの苦労もなく幸せにしている、
名前の響きが似た同性で同年代の猫ナナさんのことが、羨ましくて仕方なかったわけです。

 

冒頭に書きましたが、「なぜそうなったか?」原因を知ってあげるのは、とても大事なことです。

原因を知ったうえで出来うる限りのことをし、人も猫も、
多少の我慢や妥協をしながら、暮らしていくのです。

原因を知らないまま我慢を強いられるのは辛いものですが、
知ってもらい共感と労いのもとに我慢をすることは、それ自体我慢でなくなる場合も多々あります。

 

人と猫、双方が、「相手を知る」、「相手を理解しようと努力する」、
「共感の気持ちを示す」―このことを通して、成長するからではないかと思っています。

 

偉そうなことを書いた私ですが、我が家も色々と問題があるのであります(^^;)

 

普段我慢をさせがちな長女猫くぅを、労ってあげたいなと思います!
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最後に、お知らせです。

Miysisさんで、6月17日にミニセッション開催いたします。
​告知の記事は、今週末を予定しております。

 

 


 

  • 2018.04.18 Wednesday
  • 11:13

愛猫リリーを描いていただきました

本当は、この肖像画に余計な説明はいらないのですが、

どうしても黙っていられなくなります。

 

もしあなたの愛する子が旅立っていたなら、

この絵の中で息を吹き返すことでしょう。

 

辛くて写真を見ることができない方には、

特にお勧めいたします。
 

柔らかいレースのカーテンが

強烈な日差しを遮ってくれるように

この肖像画は、あなたの悲しみを和らげ

記憶の中に、あなたの愛する子を解き放ってくれます。

 

今元気で、あなたのかたわらにいてくれるなら、

こうして描いてもらうことによって、

今まで知らなかった一面を見出すことでしょう。

 
5月25日〜27日 南青山「ギャラリー晴れ」で

イベントを開催します。

会場にお越しいただければ、お会いして、

直接依頼することができます。

(会場は、マナーが備わっている子なら同伴可能です)

 
遠方でいらっしゃれない方は、下記まで

お問合せ下さい。

 

お名前

Kaduaki Kagawa
アドレス

canael104@gmail.com

 

 

 

 

  • 2018.04.15 Sunday
  • 22:48

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